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zoom RSS 「世に倦む日々」の「民営化監視ネット集会批判」について

<<   作成日時 : 2005/10/10 03:30   >>

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けっこう、面白くて読んできた「世に倦む日々」。今日読んだのは「何も見えてこなかった金子勝の講演会 - 驕慢、不勉強、思考停止」という記事。
http://critic2.exblog.jp/1317241#1317241_1
「郵政民営化を監視する市民ネットワーク」主催の集会についての報告。ほぼ、みそくそに書かれている。批判は批判でいいと思う。意見の違いはある。金子勝についての批判はそれなりに論理的でもあり、ぼくもそう思う部分は少なくない。
 しかし、主催団体についての批判はいただけない。ぼくはこの集会に行けなかったので、中身について、反論はできないが、批判の手法については反論したい。確かにこの主催団体には身近な人がいるから、余計にそう思ったという部分はあるだろう。しかし、この批判には中身がない。

トラックバックから読んでもらえればいいものの、ちょっと引用する。
==以下、引用==
主催は「郵政民営化を監視する市民ネットワーク」で、いかにもそれらしい市民団体には違いなかったが、実体はどうやら郵政公社の社民党系の労働組合のメンバーが主体で動かしている組織のように見えた。関係者の中でブログを見ている人もいるかも知れないが、率直に言って反省をしてもらいたい。同じインビテーションが届いても私は二度と行かない。口に出したくはないが「サヨク」という言葉がぴったりあてはまる。貧相で未熟で敗北的で自己満足的でセンスが悪い。何が悪かったかはここでは具体的には言わないが、あれでは部外者をコンビンスさせることは絶対にできないよ。運動ではなく趣味だ。
==引用ここまで==

 まず、事実として、主体は社民党系の労働組合ではない。郵政ユニオンがこの市民監視ネットの呼びかけだと思うが、少し調べればそんなことは簡単にわかるはずだ。確かに共産党でも民主党でもないが、だからといって、それは社民党ではない。社民党が社会党だった頃から、そこへ強い批判をなげかけていた人たちが多い労働組合だ。いまでも社民党支持っていう人はあんまりいないんじゃないかと思う。

 で、この批判の手法だが、何が悪かったかをださずに「貧相で未熟で敗北的で自己満足的でセンスが悪い」という。確かに貧相かもしれない。本当に金はなく、そういう運動に慣れてきた部分はある。まあ、貧乏でもやれることはあるはずで、そこには反省すべき点はある。そして、もちろん、未熟な点も多いだろう。それも否定はしない。労働運動が市民とつながらなければならないというのはスローガンとしては以前からあったが、具体的に実践された経験はあまりない。そういう模索の最中でもある。敗北的と感じられる部分もあるかもしれない。あの選挙の結果を受けての集会だ。そして、日本の左翼は負け続けている。自己満足については、そういう人もいるだろうし、センスも確かにあまりよくないかもしれない。
 ここまで書いてしまうと、くさしているのか、かばっているのかわからなくなってしまうので、このあたりにしておくが、例えば、どういうセンスが求められているのかということを「世に倦む」人はぜひ、提示して欲しいと思う。「対案のない批判はするな」ということではない。ずーっと古いセンスの運動しかやってこなかった人間には、なかなか、それがイメージできなかったりするからだ。そして、この運動主体には、批判を受けて自らを変える準備のある人も少なくないことをぼくは知っている。左翼であることは事実として、その通りで、それがだめだというならしょうがないが、ここでは左翼だからダメというわけではないだろう。「サヨク」だからダメだと言っているのだと思うが、それが何なのかもこの文章では読み取れない。

 新自由主義に反対する人の共闘を主張するのであれば、こういう後ろ向きの批判はやめたほがいい。「もう行かない」と問題を立てるのではなく、こんな風に、誰を読んで集会を企画したらという風な提案こそが求められているように思う。

ついでにもうひとつ書かせてもらうと、ぼくはコンビンスがわからなくて、英辞郎に頼ってしまいました。
http://www2.alc.co.jp/ejr/index.php?word_in=convince&word_in2=%82%A0%82%A2%82%A4%82%A6%82%A8&word_in3=PVawEWi72JXCKoa0Je
convince
【他動】 確信{かくしん}させる、納得{なっとく}させる、説得{せっとく}する◆自分の主張の信ぴょう性・正当性を相手に理解させたり認めさせたりすること。会話でも文書でも非常によく使われる便利な他動詞。

こういう基本的な単語も知らない人間がいることも、少しは考えてもらえるとうれしい。



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10月7日の世に倦む日日 http://critic2.exblog.jp/1317241#1317241_1 でかなり味噌くそに書かれていた金子勝講演会の郵政民営化に関する部分が雑誌「労働情報」681号 http://www.rodojoho.org/681.html に掲載されている。これを読むと、金子勝がそんなにひどい話をしたとは思えない。ポピュリズムの説明、ナチスとの類似性の指摘など「世に倦む日日」の主張にかなり近い。聴きなれている人には、「驕慢で不勉強で思考停止的で説得力がない」... ...続きを見る
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