今日、考えたこと

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zoom RSS 癒しとしての反サヨク

<<   作成日時 : 2005/12/21 06:16   >>

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9条守ろう! ブロガーズ・リンク関連でコメントをいただいた方のブログ
「とく」
に、『“癒し”のナショナリズム―草の根保守運動の実証研究』(小熊英二・上野陽子、慶応義塾大学出版会)の書評があった。
http://tokuyama.dyndns.org/~tok/mt/archives/2005/08/15/post_370.php

以下に、少し引用
===
小熊氏は、「つくる会」に群がる人々を「左」を忌避するポピュリズムとして考える。
忌避するものは「サヨク」であり、「朝日」であり、「北朝鮮」であり、「従軍慰安婦」であり、「南京事件」であり、「憲法」であり、「弱い日本」への忌避だったりするのだが、排除し攻撃するものをつくりだすことによって安心をえようとする。教科書を書き直すこと、憲法を「改正」することが、不安定な自己を癒し、「私」を回復することにつながると考え、権力に「私」を同一化していく。冷戦の終結後の価値観のゆらぎや、そこからの脱出、癒しを、ナショナリズムという形のないもの(だから崩れることもない)に求めたと考える。しかし、彼らが排除することで癒しをえようとする「サヨク」にしても、それは実体ではなく、彼らの内面にある「否定したい自分」が投影された「サヨク」像でしかない。
自分にあらかじめ内在した「健全な常識」にしたがってナショナリズム運動をはじめたのでなく、その「健全な常識」が見いだせない不安からナショナリズムに癒しを求めたのだと小熊氏は読み解く。

===

上記の本、ぼくは斜めに読んだだけなのだが、ここで引用させていただいたような部分に納得した記憶がある。

そして、偶然、今日、怖いもの見たさで覗いてしまった、「朝日歌壇鑑賞会【今週の作品】」朝日歌壇や朝日川柳に巣食う、反日サヨクカルト教徒の作品を鑑賞するブログ。
という上記のブログに、その典型的な例を発見。
普段はこういう「反サヨク」系のブログはあまり見ないのだけど、つい朝日歌壇がどんな風に読まれているのかが気になって、覗いてしまって、そこで、やっぱり予想通り不愉快になったのだけれども、その後、上記の書評を読んで、こんなにきれいにハマッテいいのか、というくらいきれいに上記の図式にハマッテいて、不愉快を通り越して笑っちゃったので、ちょっと紹介したくなった。



今日(これを書いた日は12月19日)読んだこのブログの最新の記事は
==『男たちの大和/YAMATO』見てきました==
というもので、この筆者はこの映画を見て、以下のような感想を抱く。
==http://blog.livedoor.jp/asapykadan/archives/50007893.html から==
しかし迫力満点の戦闘シーンの中で、もうどうにも劣勢で明らかに勝ち目がないと分かっているにもかかわらず、本当に最後の最後まで必死に米軍機を迎撃し続ける隊員たちの姿に、「こうやって、簡単に降伏することなく最後まで勇敢に戦った人たちがいたからこそ、今の日本があるのだなあ」と思うようになりました。たとえ作戦が無謀でも、結果として戦争に負けたとしても、彼らが守りたかったものは「日本の誇り」であったのです。
==
上に引用した書評にある「「健全な常識」が見いだせない不安からナショナリズムに癒しを求め」ている姿がここにある。


 その前の記事「「日本をよくする人物」は民主党にはいなかった、と。」では
「何時の間にか普通の国になっていて九条の旗くたびれている」
という歌壇への投稿を攻撃する。この攻撃の方法に注目した。「ここまで自分の人間性の見せたくない側面を出していいのか」、というくらいにそれを出している。以下の引用部分を見て、そのさらけ出し方に、やはりうんざりする人も少なくないと思われるので、気力や体力が弱っている人は避けた方がいいかもしれない。ある程度のことは笑い飛ばせるような状況の人は読んでください。

以下、上記の書評の格好な例の紹介のための部分引用
(2チャンネル特有の絵が入っていて、そこに筆者の人間性が表現されているように感じたが、ここの引用では省略。)
http://blog.livedoor.jp/asapykadan/archives/50006553.html から
===

今日の歌壇はこれ1首のみ。

◆ 何時の間にか普通の国になっていて九条の旗くたびれている
  (宮崎市 長友昭雄 佐佐木幸綱選)

 ※「普通の国」になれるなら結構なことですね。国民が拉致されてるのに救い出すこともできず、それどころか「拉致はでっち上げ」などと公言して犯罪国家を擁護する政党が野党第一党であったような国なんてまっぴらごめんですから。

 作者・長友昭雄は宮崎県で小学校長を務めた人物のようです。朝日歌壇にもいくつか電波作品があるほか、2003年総選挙の前には「肥」欄にこんな投稿もしていました。)


日本よくする人物見極めよ(声)
 2003.10.22 朝日新聞西部朝刊14頁 
 無職 長友昭雄(宮崎市 76歳)

 本紙「私の視点」は、時事の諸問題について各界の代表が論陣を張る欄で、賛否両論とも読みごたえのある好論があり、私の貴重な判断材料になっている。
 最近、感銘したのは作家高橋源一郎氏の「なめない政治家求む」である。同氏は、「マニフェスト」と「公約」の違いがあるのかと問い、イラク問題での小泉首相の珍答弁を小学生並みと突く一方、それでも支持率の高い理由を明かし、日本語も解さない政治の貧困を指摘する。
 そして作家の、読者をなめない真剣勝負を例に、政治家たちに「汝(なんじ)の仕事をなせ」−−政治家は、我々が政治という仕事を我々の代わりにやらせようとして、税金という形でお金を出して雇った人間であることを肝に銘ずべし−−と警告している。
 私はまさに留飲の下がる思いがした。日ごろ言いたかったことを、見事に代弁してくれているからである。
 私は意を強くした。日本にはまだ正しいことを言える人がいっぱいいる。あきらめてはいけないと。
 総選挙を前に私は、改めて一票の重さを感じ、本当に日本をよくする人物を見極めようと決意している。


 はい、典型的な朝日信者の投稿。で、その選挙の結果、護憲を唱えていた社民・共産が壊滅。自由党と合併した民主党は200議席をうかがう勢いと予想されていたのに177議席どまり。結局事実上過半数を取った上に最も比例票を伸ばして勝利したのは自民党でした。国民は「日本をよくする人物」として民主党党首でなく自民党党首の小泉を選んだ訳です。
 (参考:Memorandumさん2003年11月10日の日記)
 そして今年の衆院選では自民党はもっと圧勝しましたが。。この爺さんショックで精神科に行ったかな? ほれ、こんなふうに・・・↓。


==朝日歌壇鑑賞会の引用ここまで==
「こんなふうに」以下の2チャンネル特有のテキストで書いた絵(セリフ入り)、省略


繰り返すまでもないが、例えば「この爺さんショックで精神科に行ったかな?」というような表現に上記の構造が端的に表れているように思う。こういうことが書けてしまうことを「若さ」という風に言えるかもしれないが、こんな表現は通常なかなかできるものではない。

 また、ここの絵を含めて「2チャンネル的言説」とも呼べるのだろう。このような形での攻撃的な表現、現代特有なのかと考えていたのだが、どこかで見たような気もする。違う路線を選ぶ党派に対して反革命と規定して、その存在を具体的に抹殺しようとする左翼の表現の中にも、これに通じるものがあったではないか。
自分の信じる価値に向かって走る直線的な暴力性を考えないわけにはいかない。自らの過去を含めて、そのような暴力性を捕らえ返し、それを克服していく方途を考える必要があるのだと思う。



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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
TBと記事中での紹介ありがとうございます。
この本、ほんとにいい本ですので、ぜひ多くの人に直接読んでみてほしいと考えています。
とく
2005/12/21 19:20
はじめまして。

確かに表現の容赦なさ、執拗な追跡などの点が、かつての左翼に似ていますね。
全学連の活動家が数人いはった大学に通ってましたから、当時のかれらのビラと思い比べて納得します。
これは「癒し」なのでしょうか。それとも「自分らはよく調査し、考えているんだぞ(大衆のように深く考えず付和雷同しているのでないのだぞ)」という自己主張なのか、私には判断しかねますが。
自分の主張を通すために、対立した相手の主張をこき下ろすという行為、私には「賢しこすぎる」振る舞いで、ついていけません……。そう、私は「老子」の思想に生きる無為自然の人間です(苦笑)
デルタ
2005/12/21 22:15
確かに、中には確固たるイデオロギーを持った人もいるとは思いますが、大多数は単に「面白い」から群がっているだけでしょう。その最たる例である、反戦を叫ぶ中核派(テロリスト)なんて、冷静になって見てみればギャグとしか思えませんし、それを指摘すると必死になって反論してくる。その姿がたまらなく滑稽に映るんですよ。そこらのバラエティ番組よりよっぽど面白いからこそ、野次馬的に「サヨク」をおちょくっているのではないかと思います。
夏目
2005/12/29 00:12

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