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このタイトルは川崎哲さんの今日のブログ記事、そのまま。 http://kawasakiakira.at.webry.info/200610/article_21.html ここで、10月20日付の「ニューズウィーク」のエルバラダイ国際原子力機関(IAEA)事務局長のインタビューを紹介してくれています。 http://www.iaea.org/NewsCenter/Transcripts/2006/newsweek20102006.html 彼が紹介するのは、このインタビューの最後のQ&A == NEWSWEEK: But how can the international community deal with rogue regimes and leaders like Iran´s Mahmoud Ahmadinejad or North Korea´s Kim Jong Il? ELBARADEI: There are two fundamental issues that people do not want to get into their heads, I think. One is that [the problem] is not really leader-specific. It is country-specific: a country feeling insecure. And if it sees that the people in the major leagues are relying on nuclear weapons, it will at the very least be tempted to do the same. The second myth is that nuclear weapons are OK in the hands of "the good guys" and not OK in the hands of "e;the bad guys." Aside from being very subjective, this approach is not implementable, because right now whether you are good or bad, you have access to the technology. We need to have a system that is not based on subjective considerations. There is only one solution: no new country should develop nuclear weapons, and ultimately no country should rely on nuclear weapons for its defense. == この部分を川崎くんが訳してくれている。(概訳とのこと) == ニューズウィーク:国際社会は、イランのアフマディネジャドや北朝鮮の金正日といったならず者の政権・指導者にどう対処すべきなのでしょうか? エルバラダイ:2つの根本的な問題があります。1つは、問題は指導者の問題ではないということです。問題は、国の問題なのです。その国が安全でないと感じているということです。そしてその国が、主要諸国は核兵器に依存していると見るならば、その国もまた当然に同じようにしようという気になるのです。 もう一つは、「いい奴ら(Good Guys)」の手にある核兵器はOKで、「悪い奴ら(Bad Guys)」の手にある核兵器はOKでないという神話です。このようなやり方は、きわめて主観的であるだけでなく、実行可能性もないです。なぜなら今や、いい奴であろうと悪い奴であろうと、技術を手に入れることができるからです。私たちは、主観的な判断に頼らないシステムが必要なのです。解決法は一つしかありません。今後新たな国が核兵器を開発してはならない。そして究極的には、どの国も、防衛において核兵器に依存してはならない、ということです。 == 確かに川崎さんが紹介しているように、この核兵器に関する二重基準がある限り、いたちごっこは続くわけで、そこを正すしかないというエルバラダイのあたりまえの考え方は、日本の大メディアがほとんど、「この大きな前提としての事実」を重要視しているようには思えない中で評価できるだろう。 もっと、それが強調されなければならない。 そして、「究極的に」とかではなく、いますぐ、「どのように核兵器を本当に廃絶させるのか」という議論こそ、始められなければらなない。それがなぜだか、今の内閣の現役閣僚や自民党幹部たちの「日本の核武装も検討」とかいう話になってしまう。日曜日の朝のテレビで江川昭子が分かりやすい例をだしていた。「人殺しをしてもいいかどうか、検討する余地があるのか」 日本政府の口先だけの核兵器反対はもう終わらせなければならない。核兵器に頼らない世界をどう作るのかということを本気で考え始める時期が来ている。米国を始めとする保有を「認められている」(誰にだ!!)核兵器をなくさなければならない。そして、まず日本が米国の核兵器に頼らないということを明確にすべきではないのか。そのために、どのような一歩が踏み出せるのか、ということこそ問われている。 === 追加・補足 しかし、同時にこのインタビューの前文にあるIAEAの存在意義には注目しなければならない。 == The International Atomic Energy Agency in Vienna is often called the United Nations´ "nuclear watchdog." Yet for most of the nearly 50 years it´s been in existence, its main functions were to promote "Atoms for Peace" and to check that signatories of the 1970 Nuclear Non-Proliferation Treaty (NPT) abided by their obligations, based on their own voluntary cooperation. == IAEAの主要な機能は「核の平和利用」を促進するということだ。 先日、鎌仲さんから聞いた話で「そうだった」と思いを新たにしたのだけれども、「平和利用」という名目でウランの採掘から、原発廃棄物の処理にわたるすべての工程で被曝者を生み出している。このすべての過程での非常に多くの被曝者の存在を前提にしてしか「平和利用」は成り立たない。そういう形で作られた電気に依存して生活させられている現実がある。 そして、日本は大量のプルトニウムを作りつづけ、さらに大量のプルトニウムを作る再処理工場を本格稼動させようとしている。ここで排出される1日の放射線量は原発が1年かけて排出する放射線量よりも多い。そんな事実を日本中のほとんどの人が知らされないまま、再処理工場は本格稼動に向けた試験を、大量の放射線をばらまきながら続けている。 そんな「平和利用」なんていらない。 これを読んでくれた人が下の「人気blogランキングへ」というのをクリックして欲しくて、これを表示しています。クリックしてくれた人の人数でランクが決まる仕組みです。クリックするとランキングのサイトに飛び、うんざりするような排外主義ブログのタイトルの山を見ることになります。こんなランキングに登録するバカバカしさを感じないわけでもないんですが、・・・ でも、クリックしてもらえるとうれしかったりもします。 人気blogランキングへ |
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