今日、考えたこと

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zoom RSS 進む方向は明らかだ

<<   作成日時 : 2007/01/04 02:39   >>

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 ぼくのブログを読んでいてくれるほとんどが知り合いのみなさん。みなさんに新しい年がいい年でありますように。そして、いい年にしていきたいですね。(状況はそんなに明るくはないんですが。)年頭所感なんていうと、ちょっとえらそうですが、正月ボケの中で考えたことを書いてみます。

 さて、このところ考えていることをタイトルにしてみました。

 そう、進むべき方向は明らかになっているのではないか、と思うのです。それがどういう方向かといえば、新自由主義とは逆の方向であり、すべての人のいのちの尊厳が大切にされる方向です。それはGDPで計られる経済成長という価値だけに重きを置かれる現状のようではなく、循環を基本とする方向です。飽食と飢餓が隣り合わせに存在するのではなく、誰もがあたりまえに食べていくことの価値がもっと大切にされるべきです。輸出用のモノカルチャーではなく、その地域で食べるものを作ることが基本になければなりません。

 そういう方向がなければ、未来に希望を託すことの出来なくなることは明らかなのではないでしょうか。

 元日のゴールデンタイムのNHKテレビで山形県長井市のレインボープランが紹介されていました。それを中心で推進した菅野さんは先月開かれた「三里塚集会」のパネリストでもあり、その集会で方向転換の可能性を語っていました。

 また、年末に懐かしい未来ネットワークの集まりで、ピークオイルを先行的に経験したキューバ社会の方向転換に関するビデオを見ました。石油の輸入が急激に減少したキューバ社会で、大規模な輸出型の化学肥料や農薬を多用する単一作物志向の農業から地域で消費されるものを中心にすえた有機農業への転換が進められていることが伝えられていました。このビデオだけでキューバ社会を評価することはできないでしょうが、その方向転換の方向性は間違いないと思うのです。
 このビデオでは石油の産出量のピークが2010年と予想されていました。ぼくはこの予想の正しさを検証することはできないのですが、産出量にピークが来ることは明らかでしょう。それは日本社会にどんな影響を与えるのか。こんなにダメな日本社会はこのままそれへの対応をしないでボロボロになってしまえばいいという考えが頭をかすめないわけでもないのですが、しかし、その危機はまず社会的弱者とされる人びとを直撃することになるます。お金でそのショックを緩和できない都市生活者がまずやられることになります。それはそのような人々のいのちを直撃することになり、差別をより激しいものにするでしょう。転換のためのショックは必要だと思うのですが、そのような危機をただ待つわけにはいきません。

 また、その危機に乗じて、プルトニウムの使用などを含めた原子力の推進が図られることも警戒しなければなりません。それは石油の大量使用と人のいのちの犠牲を前提にした技術です。 


 話を戻します。今のようではない社会の方向が求められており、その方向はほとんど明らかになっているように思えるのです。

 その今のようではない社会の指向性にはいろいろな呼び方があります。
連帯経済、共生経済、サブシステンス志向、スロー、ロハス、農的価値、循環型社会、懐かしい未来、パーマカルチャー・・・。

それぞれがコマーシャリズムの中で、現状維持の補完物として消費される危険を持っていますが、それが言葉通りに実現されるとすれば、それは共通したオルタナティブの方向を示しているように思います。

 それを考えていく上で、欠かせないのが20世紀を通して行われた「社会主義」という実験の壮大な失敗の経験です。なぜ、それは失敗したのか、多くの民衆はどうしてそれに背を向けることになったのかということをしっかりと見ていく必要があるのだと思います。

 そのような留意事項はありつつも、社会が進むべき方向性は明らかになっていると思うのです。そして、問題はいまの社会の、とりわけ日本社会のありようからの転換を誰がどのように図るのか、ということです。

 すべてのものを包摂するような裸の市場原理だけが闊歩する現状のありようは変えられなければならないですが、売り買い・マーケットが必要な部分もあるでしょう。それは適切に社会に埋め込まれなければならないと思うのですが、その適切さとはどの程度なのか。

 便利さや快適さが、分かちあえるものとして存在するならば、それを全面的に否定することはできないと思います。それらを勘案しながら変化・変革が準備される必要があると思います。


 そして、その変化・変革の準備に参加したいと思うわけです。現状で具体的にぼくに可能なことは日本の小さな小さな社会運動に参加したり、変革の現状や方向や手段について考えていることをこんな小さなブログや小さなメディアから発信したりすることでしかありません。あるいは働く現場の中で可能なことを実際にためしてみること。それがこの変革の準備にそんなに役に立ってるとも思えないのですが、ぼくにいまできることはそんなことしかありません。

 ただ、具体的な社会運動や実践の中で動きながら考えるしかないと思うのです。現場にこだわりかかわりながら、
ぼくにできることを今年も続けていきたいと思っています。



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タイトル (本文) ブログ名/日時
キューバとピークオイル関連HP
吉田太郎さんが作っている、『キューバの農業』 のホームページの中に、「キューバの再生可能エネルギー」 ...続きを見る
ん!
2007/01/04 09:06
謹賀新年
 新年明けましておめでとうございます。 昨年は拙いブログを愛読して下さり、有難う ...続きを見る
アッテンボローの雑記帳
2007/01/04 12:44

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
 知り合いと言うわけではありませんが、しばらく前からrssフィードで読ませていただいていました。

 ピークオイル問題のビデオをご覧になったとのこと。

ぜひとも討論用のブログ、「ん! -ピークオイル時代を語ろう-」へお出でいただければ幸いです。
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/forum2/
SGW
URL
2007/01/04 09:04
少し前まではあちこちで顔を合わせていたような気がするが、こちらの仕事がたいへんなことになっていて、なかなか顔を見ることができないな。出かけられない、丸木でさえも。「進む方向は明らか」かもしれないが、個人的には進み方を考えないと自滅のほうが早いかも。アドバイスをお願いします。「ダーウィンの悪夢」を見てきたが、正月早々にこの暗い映画を見に来た老若男女がたくさんいたことが、新年に感じた希望でした・・・・。
八百屋
URL
2007/01/04 13:15
「清水ブログ」の弁護士清水です。
先日は「CSR型人事評価制度導入」の記事へのコメントありがとうございました。
いただいたコメントをもとに記事を更新しました。
宜しかったらご覧になってください。
清水
URL
2007/01/09 18:42
こんにちは。
進むべき道を選ぼう、というメッセージが、去年書いた「こんな明日はいかが?」という小説
http://www.moemoe.gr.jp/~nakayosi/fiction/if.html
のテーマと重なる気がしました。
「餓死、奴隷、選別はいやで、文明崩壊を防ぎたいなら誰もが円卓の騎士」というような言葉が最後のほうにあるのですが、いかがでしょう。
色々立場の違いはあると思いますが、よろしければ参考にしてみてください。
あなたも円卓の騎士?
URL
2007/01/09 22:12

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