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zoom RSS 「<民衆の対抗暴力>についての断章」(太田昌国 季刊「at」6号)について(その1)

<<   作成日時 : 2007/04/24 07:26   >>

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「<民衆の対抗暴力>についての断章」(太田昌国 季刊「at」6号)について(その1)


ずーっと前に感想をここで書いた、この前編に当たるもとの文章はいま、ここで読める。

この続きの文章を読もうと思いながら、数ヵ月後にこの掲載誌をやっと手に入れて読み終えた。

読み終わって、何か書こうとして、「断章」というフレーズが気になって調べてみた。ここ
==
1 詩や文章の断片。詩や文章から抜き出した一部分。2 「断章取義」に同じ。

だんしょう‐しゅぎ〔ダンシヤウ‐〕【断章取義】

作者の本意や詩文全体の意味に関係なく、その中から自分の役に立つ章句だけを抜き出して用いること。
==

「だんしょうしゅぎ」を大辞林でも検索してみると、少し違うニュアンス

==
詩文の一部だけを切り離して、自分に都合よく解釈して使うこと。断章。

==


ちゃんと意味を把握しないで通り過ぎていた言葉の意味を調べて、そういうことなのか、と思い直して読み返す。


そして、この太田さんの「断章」、ジャック・ロッシというソ連の強制収容所を経験した人を紹介するところから始まる。

太田さんの紹介によると、ロッシはユートピア主義者の夢の失敗を人間の本質に結びつける。太田さんは、それに対する留保を表明しつつ、その留保が現実によって追いつめられつつあるといい、その現実を紹介する。
 そして、その留保、つまり留まり保つことをぎりぎりのところで選択する太田さんは解放闘争などにおける対抗暴力の行使について以下のように整理する。
(たぶん、この文章もそのうち太田さんのサイトに掲載されると思うとタイプするのも少しおっくうなんだが、それでもやはり大切なことが書いてあると思うので、タイプしてみようと思う。)

(1)「敵の先制的な攻撃がある以上、これに武力で対抗することは不可避であり、必然的だ」とする思考方法に留まることは、少なくとも止めること。それは「なぜ」「いかにして」「いつまで」などの問いを封じ込めることに繋がり、「暴力の応酬の、無限の連鎖」という分析・解釈に応答しないことを意味する。

(2)私の場合、前衛党絶対主義への批判から党的な結集や党派性には十分な警戒心を持ち、そこからの距離を自覚的に取ってきたにもかかわらず、(第三世界の)解放軍、ゲリラ軍、人民軍などに対しては、過剰なロマンティシズムを付与して捉える傾向が強かった。仮に、それが過渡的に必要な活動形態であることを認める場合であっても、本来的には、軍の廃絶、すなわち兵士のいない社会、戦争のない社会を、未来から展望するという視覚を手放さないこと。

(3)自衛隊の湾岸戦争への参画は、戦後史の決定的な転換点を画した。自衛隊の海外派兵に対する批判活動を、現行憲法九条に依拠しつつ、さらには、いかなる国家にせよ国軍を持つ根拠自体を批判し、その廃絶を企図する展望の中で行うこと。その際に、上記(2)の立脚点は大きな意味をもつことになる。




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(その2)だけれども、続けて特に何かをとりたてて紹介したいという意欲はもうなかなか沸いてこない。っていうか今朝、時間切れだったから、あわてて(1)っていうのを付け加えただけだし。 ...続きを見る
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