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zoom RSS 5・26「暴力を超える力としての非暴力」

<<   作成日時 : 2007/05/19 11:41   >>

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 日本の憲法9条というのは、「非暴力」で平和な世界を作ろうという祈りにも似た気持ちの現われというふうにも読めるのかなぁと思っています。その9条を変えたいということが主要な動機で、憲法改訂の準備が進められています。そのための手続き法案が審議を尽くさない中での強行採決という「暴力」的な手法で成立しました。また憲法に手をつけるまでもなく、実体として日本の軍隊による海外での戦争への参加が行われつつあります。「集団的自衛」という名目で米国のための戦争への参加をもっと容易にすることも目論まれ、それに賛同する人だけをあつめた『有識者懇談会』で、従来の憲法解釈の変更が準備されています。これもまた米国の要請によって。

 沖縄・辺野古では米軍の新しい基地を作るための調査が、非暴力の抵抗を押しのけて進められています。アフガニスタンやイラクでは米軍を中心とする多国籍軍が人びとの暮らしや環境をめちゃくちゃにしつづけています。
 そんな中で、本当に非暴力の抵抗が力になりえるのだろうかと自信がなくなったりします。現実に絶望的な無差別の自爆攻撃が行われていますし、日本でも内容はあまり伴わないとはいえ、暴力的・軍事的な反対行動を主張する勢力がないわけではありません。

 わたしたちがめざす本当に平和な社会は「どのように」実現できるのでしょうか。
 この絶望的なまでに暴力・軍事力が満ちている社会で。

 「非暴力」はほんとうに「暴力」を超えることができるのでしょうか。

 そのような意味でも、いま、「暴力と非暴力」ということを考えることは、とて
も大切な時期だと思います。

以下、5月26日の集まりの案内です。

=====
「暴力を超える力としての非暴力:ガンジーを未来につなぐ」

日時:5月26日 13時半〜16時半
場所:中目黒GTプラザホール
    地下鉄日比谷線/東急東横線 中目黒駅すぐ
 (詳細はいちばん最後に)

===

サティシュ(#)さんはいいました。

「真実は最初の原則ではありません。真実はとても重要ですが、原則は非暴力なのです。

真実はたくさんあって、それぞれ間違いではありません。だから、真実をめぐって争わないことが大切です。

真実について語るなら、やさしくやさしく非暴力で語りましょう。
 非暴力にピースフルに働きかけるスキルがないのなら、その力がでてくるまで待つのもいいかもしれませんね」

(#)先日来日したサティシュ・クマールさん
「君あり、故に我あり」(講談社学術文庫)著者。
日本でとても素敵なお話をたくさん聞かせてくれました。
(後日、懐かしい未来ネットワークでもお話の内容を掲載したブックレットを作成
する予定です。)

 私にもよくあることですが、まわりの人に自分の考える正しさを強く主張しすぎてしまい、結果うまく受け容れられないと、なんで伝わらないんだろうと落ち込んだりします。

 でも、正しさとは十人十色なんですよね。ひとりよがりになってはいけないと、わかっているけどつい陥ってしまう罠。

 サティシュさんは、あなたに「非暴力」に働きかけるスキルがないならその力がでてくるまで何も語らない方がいい、待ちなさいと言っています。

 でも「非暴力」ってなんだか言葉もかたいし、逆に暴力という言葉のイメージが強くて気持ちがひいてしまうな・・・。

実は、本来の非暴力=アヒンサーってもっと広義で豊かで深い意味があるようです。

 ではガンジーが提唱し、サティシュさんのメッセージの根源にある「非暴力」って一体なんなんだろう?

 そこで、サティシュさんの薫風にふれまだ心に余韻が残るこの機会に、「非暴力」のもつ意味をゆっくりひもといてみよう、

 そしてどのように自分のものにしていったらいいかをワークショップを通して体感し、皆でわかちあいましょう、という企画です。

真実をやさしくピースフルに語れるようになるために、みなさん、ご参加ください。

*******************************

テーマ:「暴力を超える力としての非暴力:ガンジーを未来につなぐ」
日時:5月26日 13時半〜16時半
場所:中目黒GTプラザホール
    地下鉄日比谷線/東急東横線 中目黒駅すぐ
参加費:1000円
ファシリテーター:大畑豊(非暴力平和隊・日本の共同代表)
            +懐かしい未来ネットワークの有志
事前申込み先:rajkumar@s3.dion.ne.jp 鎌田まで 
 (当日飛び入りの参加も可能ですが、資料の準備などもありますので、なるべく
 事前にお申込みください)

第一部:理論編・活動紹介編 
(1)非暴力による社会変革
(2)インスピレーションの源としてのガンジー、サティシュ:ガンジーの今日的意義
(3)非暴力協力隊の目的と活動

第二部:体験編
(1)自己認識と相互理解を深めるために
(2)共通の理解を深めるために
(3)内なる力と溶け合うハーモニーを感じるために

第三部:分かち合い
(1)学びのプログラム、場づくりに向けた思い
(2)今後のビジョン、行動計画

===
ファシリテータ大畑さんの自己紹介
==
 私は現在、ガンジーのシャンティ・セナ(平和部隊)思想を受け継ぐ「非暴力平和隊」(Nonviolent Peaceforce、NP)の日本グループ「非暴力平和隊・日本」
(NPJ)の共同代表をしています。

 NPは紛争地に非暴力の訓練を受けた市民を派遣し、現地で非暴力的手段によって紛争解決に取り組む団体・個人を支援する活動を展開してます。2002年に設立され、現在スリランカに20ヵ国ほどから25人のメンバーを派遣しています。また4月末にはフィリピン・ミンダナオでの新規活動に参加するため日本人女性一人が出発しました。

 私はこのNPに参加する以前に、同じような活動をするピース・ブリゲイド・インタナショナル(PBI、1981年設立)に参加し、スリランカに93−94年に派遣されていました。

 NPとPBIの活動では、同じところ、違うところ、もちろんありますが、共通点としては、たとえば護衛的同行という活動があります。これは暗殺・誘拐などの危害を加えられる可能性のある現地の活動家に非武装の護衛として同行し、彼(女)らに危害が加えられることを未然に防ぐことです。そのことにより、現地の人々の手によって、社会改善・紛争解決が行なわれるよう側面的支援をします。

 活動の原則として、現地からの要請があること、現地の自治・自決権の尊重、政治的中立、などが挙げられます。

 違う点としては、待遇(PBIは無給ですが、NPは有給)、訓練(期間)、派遣規模、合意形成(議決の仕方)などがあります。

詳細はウェブサイトをご覧いただければと思います。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~npj/


私はスリランカでのPBI活動の帰りにインドに寄ってガンジーの後継者たちの団体、アシュラムを訪ねて回り、ガンジーに強く関心を抱くようになりました。

ガンジー 自立の思想』の編集を担当された田畑健さんの主宰する「鴨川和棉農園」http://homepage2.nifty.com/wamen-nouen/  でチャルカ(手紡ぎの糸車)の習い、和棉の栽培、糸紡ぎなどもしています。
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