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zoom RSS 「本当に大切なことを一番に」

<<   作成日時 : 2007/06/07 18:54   >>

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表題の文章、イルコモンズのブログから勝手に転載。


まず、読んでみて欲しい。

===

▼「本当に大切なことを一番に」 声明文

この声明文に名を連ねる私たちは、グラフィック・デザイナー、アートディレクター、ビジュアル・コミュニケーターである。私たちが育ってきたこれまでの社会では、広告の仕事が、自分たちの才能を活かし、高収入をもたらし、効果も見えやすい理想的な職業のナンバー・ワンであるかのように思わされてきた。多くのデザイン関係の教師や指導的な立場の者たちも、そう信じて指導にあたってきたし、業界でも広告関係には高い報酬が支払われ、さらにおびただしい量の書籍や出版物により、この「広告至上主義」は動かしがたい事実として定着してきた。

デザイナーたちはこれに踊らされ、犬用のビスケットやデザイナー・ブランドのコーヒー、ダイヤモンド、洗剤、ヘアージェル、煙草、クレジットカード、スニーカー、痩身クリーム、ライト・ビール、RV車などの販売促進のために、自らの技術と想像力を使ってきた。コマーシャルの仕事をこなしていれば食いはぐれることはなかったが、今や多くのグラフィック・デザイナーたちが、ほぼすべての時間をコマーシャル制作に注ぎ込むまでに成り下がってしまった。それにつれて、人々はデザインというものを、コマーシャルとしてしか感じなくなった。デザイナーたちのプロとしての時間とエネルギーが、本来生活に必要とされていないものの需要を生み出すために、消耗されているのである。

私たちはこんなデザインのあり方に平気でいることはできなくなってきた。広告やマーケティング、新ブランド開発に主に取り組んでいるデザイナーは、消費者の話し方、考え方、感じ方、反応の仕方や関係の持ち方そのものまでがコマーシャル・メッセージによって変えられていくような、そんな精神的環境を作り出し、積極的に支持していることになる。すなわち私たちは、人々の対話を減らし、蝕んでいくように誘導しているに他ならない。

私たちの問題解決の力を活かす、もっと有益な活動が少なからずある。環境、社会、文化における未だかつてない危機的状況に、今こそ、私たちは注意を向けなければならない。文化的対立を調和し、社会的キャンペーン活動、書籍や雑誌の出版、展示会、教材やテレビ番組、映画、チャリティー活動など、情報の加工が求められるさまざまなプロジェクトに、私たちの専門的知識を活かし協力することが必要とされている。

私たちは、従来の価値観を見直し、より有益で持続可能かつ民主的なコミュニケーションのあり方を志向し、モノの生産から脱却して、新しい意義づけを模索し創造していくことを目指そうと提案する。人々が互いの考えをぶつけ合う機会がだんだん減ってきている。もっと機会を増やしていかねばならない。消費主義はあまりに肥大しすぎている。これに対抗する新たな視点を、視角表現やデザインを活用し、提示していかなくてはならない。

1964年に、22名のビジュアル・コミュニケーターたちが、自分たちの才能をもっと意味あることに使おうという声明を出した。商業主義のグローバル化が爆発的に広がる中、このメッセージの緊急性は高まっている。私たちは、この声明が実現しないままさらに数十年が過ぎ去ることを許さないために、ここに新たに発表するものである。


(以下署名)

==ここまで==

面白かったので、転載してみた。転載もとのイルコモンズさんのブログ記事によると、ぼくが最近とても気に入ってる気流舎(ここの遊び方はここ)の加藤さんは2000年にこれに署名して、デザイン会社を辞めたとのこと。

この署名、とても大切なことが書いてある。

とはいうものの、ぼくはグラフィック・デザイナーでもアートディレクターでもビジュアル・コミュニケーターでもない印刷工場の工場労働者(ちょっといんちきな部分はあるけど)。
下版されてくる仕事を選ぶ立場にはなく、こんな印刷物作ってていいのかと思いつつ、大量の資源を使って印刷・製本加工の現場に立ち、動き回る。
少し前に内橋克人さんが言っていたように、「社会的有用労働」みたいな価値を追いかけたいと思うけれども、なかなかそんなことは言っていられない。たぶん、多くのビジュアル・コミュニケータの人たちも、同じようにいうのだろう。「言ってることはわかるし、そうしたいけど、それじゃ、食べていけない」と。

工場労働者(このさいぼくのインチキさかげんは少し置いとくとして)のぼくが「こんな風にはできない」というのと、ビジュアル・コミュニケータの人がこんな風にはできないということの間には、重なる部分も少しはあるけど、やっぱり違う。
 あたりまえの話だけど、工場で働くというのはそういうことだということは書いておきたい。

ともあれ、ビジュアル・コミュニケータの人たちも、それで食べなくちゃいけないんだから、やっぱり「本来生活に必要とされていないものの需要を生み出す」仕事を無視したらなかなか食べてはいけないだろうなぁということは容易に想像できる。どうしたらいいんだろう。ビジュアル・コミュニケータの人たちも工場労働者のぼくも。

「本来生活に必要とされていないものの需要を生み出」さないようにする、そういう方向に向くためにどうしたらいいだろう。気流舎の若い(ぼくから見たら)あるじは、まず自分で方向を転換した。ま、気流舎が本来生活に必要とされているかどうかは微妙かもしれないけれどね。

「本来生活に必要とされている」ことの大切さが脇におかれて、利益を生むものだけが大きな顔をできる社会。利益を生みさえすれば、金融取引でも株取引でもなんでもいい。法に触れさえしなければ、あるいは、バレなければ。そんな価値が支配する新自由主義経済に対抗して、できることはなんだろう。

儲かればそれでいいという経済をチャートにするタイタニックは氷山に向かうスピードを緩めることができなそうだ。やはり、この船から降りることを考えるしかないのかなぁ。タイタニックの上では、それなりに楽しい催しはたくさん準備されているのに。

タイタニックのギアに砂を撒いて、少しでもそのスピードを緩めるように求めながら、同時にそこから降りる方法を探す必要があるんだろう。できれば、誰でも降りれるような方法が見つかればいい。

それから、ちょっと不思議なのは「儲かればそれでいい」っていう経済と、偏狭で戦争が好きなナショナリズムがくっついていること。美しい国とかなんとか言いながら、従軍慰安婦問題や沖縄の日本軍の歴史的な過ちは消したいという本音を出して上ってきた政治家が首相になって、矛盾に満ちたまやかしを語るのだけれども、過去の自分の言動を決して否定しない彼の本音はあきらかだ。身内の腐敗には目をつぶって、国民の義務だとか、若い人の道徳だとか吹きまくる。

そんなことを吹きながら、9条を捨てたいというのは、戦争や軍隊を大きくすることに美味しい儲けがあるからなのかと思う。


なんだか、だらだら書いてて、何もまとまんないのに話だけどんどん広がる。

もう、しょうがないので、とりあえず今日もここまで。







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