今日、考えたこと

アクセスカウンタ

zoom RSS 帝国システムにおける特権的地位の喪失のあとに何が?

<<   作成日時 : 2007/09/02 11:11   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

久しぶりに開いたル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版の2007年8月号の記事に目がとまった。
「21世紀の左派に告ぐ」というタイトルのジャン・ブリクモン(Jean Bricmont)ルーヴァン大学(ベルギー)理論物理学教授
の文章。

http://www.diplo.jp/articles07/0708-2.html

興味のある人は読んでもらえばいいのだが、以下、自分用にメモ

リードの文章は以下
==
 2007年春、フランス左派は大統領選挙に敗北し、それよりややましではあったものの、続く国民議会選挙でも敗北した。この敗北は、彼らに政治的ビジョンも構想も、政策プログラムも欠如していることを実証した。いまだに社民路線が柱とするケインズ主義の経済モデルは、第三世界の搾取に依拠するものでしかないからだ。そのような経済発展のあり方は、植民地の独立以後、時代遅れとなっている。ヨーロッパは南側諸国との関係を根本的に作り替えていかなければならない。[フランス語版編集部]
==

リードにはこんな風に書いてあるが批判されているのは社民主義者だけではない。

ここにこんなくだりがある。
===
「急進的」左派はといえば、概してヨーロッパの凋落の問題を看過しており、グローバリゼーションによって実現困難になった社会民主主義や古典的ケインズ主義の政策を、言葉のあやという以上に擁護する構えを取っている。
===
日本にも似たような状況はある。



そして、以下の問題提起に左派はどのように回答することができるのかが問われている。

====

自らの凋落にいかに適応するか

 ・・・植民地独立こそが、20世紀に生じた最大の変化なのである。それは何よりもアジアとアフリカの数億人の人々を、きわめて人種差別的な支配形態から逃れさせた。さらに、この変化の余波は21世紀においてもおそらく継続し、アメリカ大陸「発見」に始まる歴史的な一時代を決定的に終わらせることになるだろう。この時代の終焉は、われわれの社会に重大な影響を与える。帝国システムにおける特権的地位に結びついた利益を失えば、われわれの社会のあり方の見直しを迫られることになるからだ。乱暴な言い方をすると、中国人は現在エアバスを買うために何百万ものシャツを売らなくてはならないが、彼らがエアバスを製造するようになれば、誰がわれわれのシャツを作るのか、ということだ。

====

拡大や成長を基本にしたコースから外れようという呼びかけが、まず必要になる。日本を含む北の社会では、経済を必要以上のものを作らない様に組み替えなければならない。そのためには経済の収縮も避けられないだろう。貧しい人や経済的に弱い立場にある人が苦しめられないような形での経済の収縮は可能なのか。

地域での食べ物の生産と結びつくという方向で、この転換を乗り越えるような道が探せないかと思う。とりあえず、そこから得られるもので食べるのには困らないような暮らしを構想するしかないようにも思う。しかし、これ、一つ間違うとポルポトになる。

また、経済の収縮も必要というような提案は現状では人々から嫌われるだろう。どのようにその大規模な転換を準備することが可能なのか。紹介したこの記事では社会主義の復権も語られているが、これを読んでも、どうしたらいいのか、ぼくには読み取れない。





クリックしてくれた人数のランキングです。クリックするとランキングのサイトに飛び、うんざりするような排外主義ブログのタイトルの山を見ることになります。こんなランキングに登録するバカバカしさを感じないわけでもないんですが、・・・
でも、クリックしてもらえるとうれしかったりもします。

人気blogランキングへ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文

トップ頁の右上に広告が入るようになっちゃいました。それがいやな人はさらに追加してお金を払いなさいとのこと。というわけで、この広告クリックしないでください(なんて、けなげな抵抗)。==============ブログ内ウェブ検索

ブログ内 を検索
帝国システムにおける特権的地位の喪失のあとに何が? 今日、考えたこと/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる