今日、考えたこと

アクセスカウンタ

zoom RSS 追悼:河地和子さん

<<   作成日時 : 2007/12/30 06:01   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 3

連れが親しくしもらっていた関係でぼくも何度もあって、お話させていただいていた河地さんが亡くなった。

以下、中日新聞のサイトの簡単なおくやみ記事
==
河地和子氏死去 慶応大教授
2007年12月28日 12時16分

 河地 和子氏(かわち・かずこ=慶応大教授、社会学)27日午前10時12分、悪性腫ようのため東京都豊島区の病院で死去、64歳。東京都出身。自宅は神奈川県湯河原町宮上744の211。葬儀・告別式は30日午前10時半から湯河原町土肥6の4の6、湯河原式典で。喪主は夫鈴木啓明(すずき・ひろあき)氏。

 著書に「自信力が学生を変える」など。
==

 いま調べてみたら、彼女自身によるプロフィールがWebに掲載されていた。
河地和子 プロフィール

ここに主な著書や訳書も掲載されている。



 早すぎると思うものの、彼女は帰ってこない。

 昨夜、通夜に参加してきた。無宗教式の通夜ではバックに彼女が好きだったというビリーホリデーが流れていた。
 棺の中の彼女は、穏やかなときの彼女の、いつもと同じ顔をしていた。ぼくは最後に会ったのがいつか、覚えていないくらい会っていないのだけれども、この夏に連れは彼女の講演会の手伝いに行っていた。ちょっときつそうだったという。お連れ合いの鈴木さんの話によると、酸素を鼻から吸いながら、ぎりぎりまで授業をしていたという。彼女らしい話だなぁと思う。
 ずっと別姓で通した先駆的な人でもある。

 さっきまで知らなかったけれども、彼女もブログを書いていた。
http://jishinryoku.blog72.fc2.com/

すべてをちゃんとは読んでいないのだけれども、
例えば、 「4月1回目の授業」
このエントリーは彼女の授業に傾ける情熱、そして、こんなにベテランになっても率直に反省する素敵な様子が伝わってくる。この授業が最後まで続けられなかったことは残念だと思うけれども、彼女が文字通り、いのちをかけて、伝えようとしていたことを受け取ってくれた学生はいたに違いない。

 もう少しゆっくり話がしたかったなぁと思う。でも、それはかなわない。せめて、あなたが伝えようとしていたことを胸に刻んでおこうと思います。いろいろありがとうございました、河地さん。


P.S.

彼女の著書については、
『自信力が学生を変える』河地和子さん著http://tu-ta.at.webry.info/200506/article_15.html
についてだけ少しここで紹介した。そのとき、以下のようなコメントを書いてもらった。ここに再掲しておこう。

===
『自信力が学生を変える』の著者、河地和子です。出版ほやほやの本にご興味を持ってくださり、ありがとうございます。首都圏の大学生2100人にアンケート調査(内93人にインタビュー)をして考案したクイズなので、調査結果をお楽しみに、本を読んで頂けたらうれしいです。
 「自信力」という語。うさぎさんがおっしゃっている通りです。以下二章「自信力で変わる人生」で「自信力」を定義している箇所を一部引用します。――人が日々の暮らしをする中で、また長い人生を歩んでいく中で、自分の価値をどのくらい認め、自分を信頼しているかはその人の生活や今後の人生に大きな影響を与える。近い将来、社会に出る大学生にとって、自信力の高低は進路を決定し、人生を切り拓いていく上で、ことの他重要である。・・・自分の価値をどのくらい認め、自分にどのくらい満足しているか・・・一言で言えば自信力とは積極的・肯定的な自己評価、あるいは自尊感情のことである。
 日本の子どもや大学生の自信力がいかに低いか、なぜ低いか原因を明らかにしました。
さらにご質問があれば、またコメントをください。
===


これが、2005/06/20 に書いたブログだ。たぶん、この頃、彼女もブログとか、はじめてみようかなぁなんて言っていたのを思い出す。
 「学生が自ら学びたいという気持ちになるような教育」、そんなことをずっと考えていたのかなと思う。学生の授業へのモチベーションはいつも高いとは限らないっていうか、モチベーションの高い学生なんて、そんなにいないという状況の中で、どうしたら学生は「自信力」(セルフエスティーム)を獲得していけるのかということを実践の中で追い続けていたのだと思う。こんな風に安易にまとめちゃうと怒られるかもしれないなと一瞬思ったのだけれども、怒ってくれる河地さんはもういない。でも、ぼくの中ではいつまでも生きています。 ありがとう、河地さん。





上記の記事が「面白いかも」って思ったら、この下にある「人気blogランキングへ」というのをクリックしてください。
人気blogランキングへ

クリックしてくれた人数のランキングです。クリックするとランキングのサイトに飛び、うんざりするような排外主義ブログのタイトルの山を見ることになります。こんなランキングに登録するバカバカしさを感じないわけでもないんですが、・・・
でも、クリックしてもらえるとうれしかったりもします。

人気blogランキングへ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。コメントさせてください。上述の文を読みながら涙が溢れてしまいました。
僕は去年、大学でお世話になったものです。
先生が亡くなった事を知ったのは、昨日、学内の掲示板の張り紙を見てからでした。
まるで自分の母親のように、優しい先生
でありました。自分の母親が悪性葉状腫瘍で亡くなった話を生前にさせてもらった事もあり、今は亡くなったことが信じれずにいます。
ふふ
2008/01/17 23:33
ふふさんのような若い学生さんに河地さんのメッセージが伝わっていることこそ、生前の河地さんが
望んでいたことだと思います。コメントありがとう。河地さんが残してくれたメッセージを胸に刻んで、生きていくことが河地さんへの何よりのはなむけになるのでしょう。
tu-ta
2008/01/18 01:35
初めまして、私もふふさんと同じく河地先生にお世話になったものです。ふふさんと違ってちょっと年をとっています。丁度、私の母が河地先生と同じ年です。
通信で卒論指導をしていただき、何度も丁寧にかつ、母親のように指導をして頂きました。先生のお蔭で私自身も人生の成長を支えていただきました。昨年、春に会いましょうと年賀状の約束が果たせず、逝去されていたことを昨日、大学の窓口で知って残念でした。このブログを見ることが出来て、お陰様で心が軽くなりました。tu-ta様ありがとうございました。
ヒラリー(クリントンではありません)
2008/02/26 13:49

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文

トップ頁の右上に広告が入るようになっちゃいました。それがいやな人はさらに追加してお金を払いなさいとのこと。というわけで、この広告クリックしないでください(なんて、けなげな抵抗)。==============ブログ内ウェブ検索

ブログ内 を検索
追悼:河地和子さん 今日、考えたこと/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる