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zoom RSS 「新しい時代はもう始まっている」

<<   作成日時 : 2007/12/02 05:28   >>

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新しい時代はもう始まっている。世界のあちこちで、新しい社会が芽生え、それを支える新しい文化が生まれている。(略)

「えっ、どこ?」ときみは周囲を見回してみる。どこもかしこも相も変らぬ陳腐で重たい現実ばっかりじゃないか、ときみは言うかもしれない。確かに、もう終わってしまったこれまでの時代の古い物語は、まだ、その終わりが認められずに、お喋りを止めようとしない。自由競争とか経済成長とか科学技術の進歩とかの御旗の下に、人類を破滅の淵まで導いていくつもりなのだ。

でも、そんな筋書きに従って生きる必要はない。そのことを、きみはもう感じているはずだ。そして、新しい物語をすでに自分の手でつくり始めているのかもしれない。

(『カルチャークリエイティブ――新しい世界をつくる52人』辻信一著から)
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辻信一さんの『カルチャークリエイティブ――新しい世界をつくる52人』という本、サティシュさんのMLで辻さん本人に紹介してもらった。ぼくはこの本をまだ手にしていない。だからどんな本か知らない。でも、その紹介で引用された部分が素敵だったので、記録しておきたいなぁと思った。辻さんに聞いたら、「どうぞよろしくお願いします。」とのことだったので、以下に転載。最初に引用したのは、その冒頭部分。「そうかぁ、そうなんだね」と思う。




==以下、サティシュさん関連のMLから転載==

最近、ぼくも木楽舎から『カルチャークリエイティブ――新しい世界をつくる52人』という本を出しましたが、その最初にサティシュへのインタビューを載せ、また全体を彼の教えに従って、ソウル、ソイル、ソサエティという三章構成にしています。

以下、「はじめに」の一部と、各章の冒頭部分のみ、引用します。

はじめに:
新しい時代はもう始まっている。世界のあちこちで、新しい社会が芽生え、それを支える新しい文化が生まれている。その担い手が、カルチャー・クリエイティブ――文化を創る人々――だ。

「えっ、どこ?」ときみは周囲を見回してみる。どこもかしこも相も変らぬ陳腐で重たい現実ばっかりじゃないか、ときみは言うかもしれない。確かに、もう終わってしまったこれまでの時代の古い物語は、まだ、その終わりが認められずに、お喋りを止めようとしない。自由競争とか経済成長とか科学技術の進歩とかの御旗の下に、人類を破滅の淵まで導いていくつもりなのだ。

でも、そんな筋書きに従って生きる必要はない。そのことを、きみはもう感じているはずだ。そして、新しい物語をすでに自分の手でつくり始めているのかもしれない。そう、多分、カルチャー・クリエティブとは、きみ自身のことなのだ。
新しい時代。ぼくが敬愛するサティシュ・クマールはそれを「エコロジーの時代」と呼ぶ。そして、その新しい時代を端的に表すものとして、フランス革命の「自由・平等・博愛」や、ニューエイジ運動の「心{マインド}・身体{ボディ}・霊性{スピリット}」といったこれまでの標語に代わる、「土(ソイル)・魂(ソウル)・社会(ソサエティ)」という「3つのS」を提案する。彼によれば、「ソイル」とは、「エコロジカルであること、つまり生態系の一員であることを知り、大地を、地球を大切にすること」。「ソウル」とは、単なる物質ではなく精神的で、霊的{スピリチュアル}な存在でもある自分を慈しむこと」。「ソサエティ」とは、「人間の本質が社会的な存在であることを知り、人々との、社会とのつながりを大切にすること」。これら三つの側面が新しい時代を生きる私たちひとりひとりの中で融合するだろう、と彼は考える。 

さて、本書をそのサティシュ・クマールの言葉で始めることにしよう。そして、彼の3つのSワードに導かれながら、ぼくがこの数年の間に世界中で出会ったカルチャー・クリエイティブ50人の声に耳を傾けよう。彼らとの出会いを通して、ぼくがそうしてきたように、きみも、内なる文化創造者を見出してほしい。



第一章、ソイル(土)――自然とのつながりを取り戻す

私たちは土から生まれ土に還るのだから、ソイル(土)が最初に来なくてはならない。私たちの食べ物や日々の栄養も、家を建てるためのあらゆる材料も、衣服のための綿や羊毛も、石油、石炭、天然ガス、薪などの燃料もすべて、土から来る。土は空気や水や火を宿し、生命を支える。それは母なる大地だ。その恵みを、私たち人間は神からの贈り物として受け取る。私たちは自然の一部である。私たちは謙虚さと感謝の気持ちを持って、この地球上に暮らすことを求められている。(サティシュ・クマールの教え)


第二章、ソウル(魂)――生きる意味を問い直す

 私たちの心は疲弊し、傷ついている。有害な情報によって汚染される。怒りによって、貪欲によって、不安や恐れによって、痛めつけられる。嫉妬によって病気になり、拒絶によって引き裂かれる。権力への誘惑によって腐敗する。
 身体が汚れたら洗い清める。衣服が汚れたら洗濯し、部屋が汚れたら掃除する。同じように、心という内面的な環境を浄化し、傷つき病んだ魂を癒すことが必要だ。
地球を大切にし、社会を大切にするのと同時に、自分自身をも大切にする必要がある。自分の心を大事にすることができなければ、他者を大事にすることもできない。自分が不幸なのに、どうして他者を幸せにできるだろう。自分を愛さないでどうして他者を愛することが、また他者に愛されることができるだろう。(サティシュ・クマールの教え)


第三章、ソサエティ(社会)――人と人とのつながりを編み直す

私たちは社会的で文化的な存在だ。社会から与えられる、多くの素晴らしい知的、文化的、宗教的財産という無償の贈り物によって、私たちは人生を豊かにすることができる。これらの財産は何世代にもわたって蓄積されてきたものだ。
そのお返しに、私たちは自分の仕事や創造性、芸術や手仕事、農業や建築を、社会の今と未来の世代に対する贈り物として差し出すのである。仕事は義務ではない。仕事は私たちを通して流れ出す。私たちは自分の知性、創造性、熟練を贈り物として受け取った。そしてそれらをまた贈り物として受け渡す。それはまるで、絶えず流れる川のようだ。(サティシュ・クマールの教え)

==転載ここまで==

「新しい時代はもう始まっている」って、辻さんは書く。「そうなんだね」とぼくも思う。

ただ、ちょっとだけ気をつけておきたいのはつまり「もう終わってしまったこれまでの時代の古い物語」をなんとか生き延びさせるために、新しい時代の仲間のふりをした古い物語もあるということ。

そして忘れたくないのは、
新しい時代っていうフレーズは素敵だけど、新しい時代が生まれる背景には、理不尽な暴力(それは直接的だったり構造的だったりする)によって毎日、殺され続ける数え切れないこどもや女や男の死体があり、明確な言葉にはならない否定の叫びがあり、新しい時代はきれいな真空状態から生まれるわけじゃない、「もうたくさんだ」っていう叫びの中から生まれている、っていうこと。

「新しい時代が始まること」は銃や戦車や核兵器を使って止められたり、あるいは、とーっても華やかで素敵に見える消費文化によって、あるいは真夜中にアイスが食べたくなったら、すぐに買いにいける便利な便利な社会によって、じゃまされたりする。

新しい時代を阻止しようとする巨大な力は確かに存在している。でも、死にかけている。サティシュはそれを氷河に向かって進むタイタニックに例えた。(そういえば、その前にラミスさんも同じ例えを使ってた)

うんざりするような現実と新しい時代の始まりを目の前に、泣いたり、悲しんだり、怒ったり、希望を胸に抱いたり、でも、ぼくの基本的なスタンスとしては、たいがいのことは笑い飛ばしながら、ぼくにできることは何だろうって考え、その狭間でもがいて、歩いていくしかないんだろうなぁと思う。


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