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zoom RSS <帝国> 読書メモ 1 (序文)

<<   作成日時 : 2008/02/11 23:15   >>

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気流舎での読書会にむけた読書メモ

なんでいまさら、<帝国>なのかという思いはいだきつつも、ちゃんと読めなかったし、ざーっと読んでも何がいいたかったのかよくわからなかった数年前のリベンジとして、今度はちゃんと読んでみようかと思う。

今回の読書メモは
まず序文から

ソビエト連邦の崩壊後、加速した市場と生産回路のグローバル化に伴って出現した「グローバルな秩序、支配の新たな論理と構造、ひと言でいえば新たな主権の形態」、それが<帝国>。

国民国家の主権がしだいに衰退し、主権が新たな形態をとるようになった、そのグローバルな主権形態こそが、ネグリ、ハートが<帝国>と呼ぶものだ。


国民国家の主権について、EU諸国については機能のいくらかをEUに委譲したことで、一定は衰退してるように見える。また、債務で苦しめられ続けている第三世界諸国も主権を切り縮められている。しかし、第三世界の国の主権が侵害されているのは、グローバル化が起きてからのことだとは思えない。それ以前から「先進国」と呼ばれる国に従属するような形態を、これらの国の政治家は強制されたり、選んだりしてきた。
 EU以外の地域で国民国家の主権はまだまだ、強大だ。主権の形態に変化が起きているようにはとても思えない。旧来の国民国家の主権は強化されているようにさえ見える。


脱中心的で脱領土的であるという<帝国>
指令(コマンド)のネットワークを調節しながら、異種混合(ハイブリッド)なアイデンティティと柔軟な階層秩序、そして複数の交換を管理運営する<帝国>


合州国のひとり勝ちという状況がやっと終わりを迎えつつあるように見える局面で、次にくる支配システムが<帝国>を中心としたものになるのか。しかし、どうもそれは既に存在していると主張されているようでもある。


「いかなる国民国家も、今日、帝国主義的なプロジェクトの中心を形成することはできない」と書かれているが、没落しつつあるとはいえ、合州国はまだ明確に帝国主義的なプロジェクトの中心を形成しているではないか、と思う。

ハンギョレ 2001-11-17 のチャン・セラ記者による書評
==
今、この地球を「帝国」と呼んでくれ
http://wata1965.hp.infoseek.co.jp/020424-negri02.htm
==
での紹介によると、「マクドナルドやマイクロソフトなどの多国籍企業、IMFや世界銀行、国連などの国家を越えた諸機構の存在が帝国の証拠である。」

とのことなのだが、新しい主権の形態というのが、やはり、もうひとつ腑に落ちない。


とにかく、<帝国>という新しい主権の形態の出現というのは本当に現実なのか、と思う。しかし、それ以上にぼくにとっては、この分析はオルタナティブを形成するために有効なのかどうかということが、もっとも重要な点である。

序文ではまだまだわからないことだらけだが、これから読んでいく中で何か見えてくることがあることを期待。


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