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zoom RSS 『国際分業と女性』 読書memo その2

<<   作成日時 : 2008/03/29 03:23   >>

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その1は
http://tu-ta.at.webry.info/200608/article_8.html
にある。


もう数時間で完成させなくちゃいけない報告の準備ができていない(とほほ)。

にもかかわらず、ちょっと抜書きしたくなった。
===
・・・、「低開発」(――略――)は資本主義経済の中で核となる国とその植民地との搾取を伴う不平等な関係の結果であって、説明不可能な「遅れ」が原因ではない。「発展する」国とこのプロセスのなかで「低開発」にとどまる国とのダイナミックな二極化が進み、豊かで力を持つ西側の工業国は「過剰開発」になる。・・・略・・・。世界経済の二極化を進める原動力、すなわち資本蓄積プロセスは、「もうこれで十分だ」とは決して言わない世界観に基づいている。それは必然的に無限の成長、無限の生産力、商品、資本の拡大に基づいている。この無限の成長モデルの結果は「過剰開発」現象である。すなわち、このプロセスのなかで搾取される人びとにとってだけでなく、搾取の受益者である人びとにとっても、増殖する癌細胞の様相を帯びた成長現象である。このため、「過剰開発」と「低開発」は国際的な蓄積プロセスまたは世界市場によって分割され、同時に結びつけられた搾取的な世界秩序の二極である。
 この意味で「過剰開発・低開発」という概念を使うことは、世界システムのなかで、低開発国の人びとの問題を開発「援助」によって解決できる、あるいは先進国の人びとは開発途上の世界をさらに搾取することによって人間としての幸福を手に入れることができるというような幻想を打破するには役立つかもしれない。有限の世界では一方の極と他方の極との搾取・抑圧関係は必然的に両者にとっての破壊となる。歴史の現段階で、この事実は先進国の人びとにも徐々にわかりはじめている。 59p
===

86年に書かれたこの本、北と南それぞれの国内での二極化が進む現在、あるいは世界の工場としての中国の役割をどうみるかなど、一筋縄ではいなかい問題はありつつも、基本的なところではまだまだこの見方は有効だと思う。

『世界から貧しさをなくす30の方法』の「あとがきにかえて」ではボブ・ゲルドフが言ったされ、PARCが大竹財団といっしょに出したパンフレット「280億円はたったの4日分にすぎない」ではボノがいったとされる(PARCのFさんの話では英国ではボノ説が有力なので、こっちを採用したとのこと。)「こんなしくみのままじゃいくらやってもだめじゃないか! しくみを変えないと!」いう話が、86年の段階で明確に語られているわけで(ぼくは読んでないけれども、これをフランクが言い出したのは70年代だったんじゃないか)、いまになっても、そんな感じなのだなぁと思う。

で、この「しくみを変える」という話がG8にくる首脳にお願い(交渉)してなんとかなるというような話ではないはずだと思うのだが、とりあえず、いずれにせよ、G8を迎える日本の社会運動の内容が問われているのだろう。





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