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zoom RSS ラディカルな環境主義

<<   作成日時 : 2008/03/05 12:45   >>

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表題は『季刊ピープルズ・プラン』41号の特集タイトル

運営委員(ほとんど働いてないですが)のぼくが言っても信憑性に欠けるところがあるかもしれないけれども、今号はかなりお勧め。

特集の「はじめに」で編集長の白川さんはこんな風に書いています。
http://www.peoples-plan.org/jp/ppmagazine/41maegaki.html
から部分抜粋
===
 日本ではかつて環境問題は、大型開発に抵抗する地域住民運動を基盤にして社会をラディカルに変革する運動の一環に位置してきた。しかし、いま、環境問題はどちらかというと、市場での排出権取引や企業による「環境にやさしい」技術や商品の開発によって解決できるという文脈の中に組み込まれつつある。私たちはこの支配的な文脈に揺さぶりをかけ、その外に出て、環境問題を再定義する必要を痛感する。そして、あらためて経済成長主義とラディカルに対決し、オルタナティブな「脱成長社会」をめざす理念・構想、政策、運動論を再構築したい。本号はこうした問題関心に立って特集を組んだが、なかでも、洞爺湖サミットが常軌を逸した戒厳体制のなかで行われようとしている現在、このサミットに批判的なスタンスをとる人びとや反対行動に取り組んでいる人びとのなかで本号の内容が議論していただければ幸いである。
===

内容は
___________________

 ★特集:ラディカルな環境主義
___________________

特集にあたって◆白川真澄

◎低炭素型社会は実現可能か
  ――環境後進国に置き去りにされる日本◆古沢広佑

◎地球温暖化と『不都合な真実』の真実◆天笠啓祐

◎バリ気候変動会議の南北のドラマ
  ――役者たちと筋書き◆ウオルデン・ベロ

 ・報道発表:気候に関する議論で抜け落ちているものは? 正義!
 ・『Alter Eco』より

◎【対談】脱成長社会をめざして◆塩川喜信×白川真澄

◎「原発で温暖化防止」の宣伝をめぐって
  ――原発で二酸化炭素は減らせない◆西尾 漠

◎日本の有害廃棄物輸出問題
  ――アジアのNGOの懸念と不信◆安間 武

◎軍事基地と環境問題

 ・沖縄・ジュゴン勝訴の報告◆真喜志好一

 ・厚木基地の爆音被害◆木元茂夫

 ・深刻な汚染かかえる横須賀基地◆新倉裕史

◎中国:高度成長と環境危機◆デイル・ウェン、ミンキー・リー

◎エコ社会主義者宣言◆ジョエル・コヴェル、マイケル・ローウィ

◎海外のラディカルな環境運動――資料紹介をかねて◆戸田 清


【論 文】

▼G8サミットとグローバル資本の覇権構造(中)◇小倉利丸
▼新自由主義と闘う独立メディア運動
  ――韓国「韓米FTA阻止独立映画実践団」の経験から◇高 永才
▼国連決議とアフガン・イラク戦争
  ――小沢一郎論文の陥穽◇松本祥志
▼アフガニスタンの現実――軍事協力の功罪◇高橋清貴
▼グローバル・カタルシスの時代
――グラムシ没後70周年記念シンポジウムに寄せて◇斉藤日出治

【書 評】

◎白川真澄著『各社社会を撃つ――ネオ・リベにさよならを』◇正上常雄
◎丹野清人著『越境する雇用システムと外国人労働者』◇藤本伸樹

【時 評】

ほぼ同時の岩国市長選と沖縄米兵の女子中学生への
  性暴力事件――「米軍再編」をストップせよ!◇天野恵一

【連 載】

◎うちなーだより32 島ぐるみ闘争の再現と新展開◇由井晶子
◎《運動の思想》を読む26 
 伏見憲明著『プライベート・ゲイ・ライフ――ポスト恋愛論』◇千田有紀
◎第二部「ピープルネス」へ――存在論の文脈で3◇花崎皋平

【研究会・プロジェクト報告】

・戦後研究会◇松井隆志
・憲法研究会◇山口響
・「私」と戦後社会運動・:戦後最大の学生運動――全共闘運動◇笠原光
・「私」と戦後社会運動・:なぜ男ばかり?――ウーマンリブ◇青山薫

【交流】
==内容目次ここまで==



いつもけっこう興味深いのだけれども難しい花崎さんの連載も、今回はとても読みやすく面白い。
そこから少しだけ引用
====
・・・『再生の精神│西欧の開発思想に対抗するアンデス文化(The Spirit of Regeneration─Andean Culture Confronting Western Notions of Development)』(Zed Books、1998)を取り寄せて読み、西欧の開発への徹底した対抗の思想とその根拠となっているアンデス文化に、私が求めてきたものに触れる内容を見いだした。
 アンデス農民世界のキーワードは、知恵、愛、養育、共生、会話、互恵そしてダンスであると、ホルヘ・イシザワはのべる。アンデスではわたしたち自身がアンデス世界であり、あるがままの世界を受容し、世界の愛に安らいでいる。その存在の仕方は、育て、育てられる関係である。・・・
 ・・・。
チチカカ湖北岸のアイマラ共同体の長老はいう。
 「わたしたちにとっては、このパチャ(地域世界)の中で生きているすべてはヒト(person)なのです。石も、土も、植物も、水も、霰も、風も、病気も、太陽も、月も、星も。わたしたちはみな一つの家族です。共に生きるために、わたしたちはお互いに助け合います。わたしたちはつねに持続する会話と調和のうちにあります。・・・」
====


申し込みは以下から

A5 180頁 1300円(送料1冊80円)
≪申し込み≫ピープルズ・プラン研究所
tel:03-6424-5748 fax:03-6424-5749
http://www.peoples-plan.org
E-mail:ppsg@jca.apc.org
書店取り寄せもOKです。


甘い甘い砂糖にくるまれたお菓子のような環境問題にかかわる言説が多い中で、ぜひ読んで欲しい1冊です。




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