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zoom RSS 「ひきこもり」救出マニュアル 読書メモ

<<   作成日時 : 2008/04/05 08:14   >>

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わけあって、『「ひきこもり」救出マニュアル』を読む。

当事者のための本ではなく、家族や関係者むけの本。
2チャンネルでの反応を読むと、当事者には役に立たないと書いてる人が多い。2チャンネルでの意見が当事者の意見を代表してるかどうかは、ちょっと不明。

この本の中で、3つのコースの中からどれを選ぶかを確認される。

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第一が「治療」です。
第二コースは、ご本人が成人している場合、一切の援助をやめて家から放り出す。現状肯定です。つまり「あなたはもう、このまま一生ひきこもっていてくれていい。ただ生きていてくれるだけでいい」という態度です。
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ひきこもり期間が半年をすぎたら、考えたほうがいいらしい。ただ、「治療」はあくまで本人がそう望んだときでなければ始めてはいけないとされる。

こんなことも書かれている
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 それではひきこもって何もする気がないようにみえるご本人を、治療へと動機づけるにはどうするべきでしょうか。もちろん、治療を受けるように説得することは完全に逆効果です。原則は「ます親がやってみせること」です。
 通院に限らず、外出にしても、まず親御さんが率先して行動して見せること以外に、ひきこもっているご本人を動機づけることは不可能ではないでしょうか。ご本人の向上心を信じつつ、ひとまずは親御さんが行動してみせ、ねばり強く行動しつづけること。これ以外にご本人を通院に導く方法はないと、私は考えています。 219p
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 単刀直入に言いますが、ご家族の対応の目標とは「ご本人が安心してひきこもれる環境づくり」、これに尽きます。

 ご本人が家の中で居心地の悪い思いをするのではなく、むしろリラックスしてくつろげるような家庭療境を目指していただきたいのです。
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一方で、依存症の場合は以下のように説明される。

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「ひきこもり」でパチンコ依存の場合

 嗜癖や依存症の問題が絡む場合は、ひきこもりと同等かそれ以上の優先順位で対応を考える必要があるかもしれません。浅い依存ならばひきこもりの離脱と並行して改善することもあり得ますが、深い依存であれば、ひきこもり状態とは無関係に持続することが多いからです。194p

 依存のためにひどい目にあって懲りることを「底つき体験」と言いますが、私の知る限り、叱咤激励やアドヴァイスよりもはるかに有効なのが、この「底つき」なのです。
 ただ、生死にかかわるようなひどい目にあうようでは本末転倒ですから、できるだけ早期に、より無難な形で「底つき」を経験してもらうのが理想的です。196p
===

「安心してひきこもれる環境づくり」と「底つき」をどう両立させたらいいのかという説明はここにはない。





斎藤環さんの『実践的「ひきこもり対策」講座』
最新の日程は
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~skc/info/hikikomorit20-4-6.htm
次回の理論編は2008年6月21日


2016年12月23日追記
斎藤環さんもこの本を書いたころは「底つき」が有効という風に書いてたのだなぁと、そんな時代もあったという感じ。いま、底つきとか言ってる人はとても少なくなってるんじゃないかな? この本が出たのが2002年、2年前に文庫版がでてるみたいだけど、そのあたりどう書かれてるのか気になる。

アディクションと引きこもりの関係も気になる昨今

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2008/04/25 11:56

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内 容 ニックネーム/日時
斎藤環さんもこの本を書いたころは「底つき」が有効という風に書いてたのだなぁと、そんな時代もあったという感じ。いま、底つきとか言ってる人はとても少なくなってるんじゃないかな?

この本が出たのが2002年、2年前に文庫版がでてるみたいだけど、そのあたりどう書かれてるのか気になる。
tu-ta
2016/12/23 21:03

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