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zoom RSS ヤスニ国立公園のこと

<<   作成日時 : 2008/08/20 18:23   >>

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エクアドルのヤスニ国立公園のこと、ぼくはこのNew Internationalist (NI エヌアイ)のウェブサイトで初めて知った。
http://www.ni-japan.com/jbody.htm

読んでみたくなった。
「書店店頭に並ぶのは8月25日頃の予定です」とのこと。


「NI No.413 & NIジャパン No.101」(2008年7月号)のテーマは
「石油依存社会への提言 ─ エクアドルの新たな試み」
Viva Yasuni - Life vs Big Oil

こんなリードの説明がある。
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  エクアドルのリーダーが行った提案は、単純明快で魅力がある。コレア大統領は、ヤスニ国立公園に眠る10億バレル近くの石油を採掘しない用意があると述べた。ヤスニ国立公園は、貴重でぜい弱な生態系と多様な文化を擁するアマゾンの熱帯雨林の一角にある。しかし採掘をやめるには、少なくとも年間3億 5,000万ドルの資金を、国際社会が今後10年間にわたってエクアドルに補償する必要がある。この提案に対する回答期限は2008年6月だったが延長された。しかしタイムリミットは迫っており、石油会社は採掘の準備を整えている。今回のNew Internationalist(NI)では、石油依存を断ち切るこの大胆な試みの可能性とともに、その落とし穴についても検証する。果たしてそれは、炭素取引の一種にすぎないのか? はたまた、現時点で最もすぐれた地球温暖化対策になるのだろうか? そしてまた今回は、直接的な影響を最も受ける先住民族や他のヤスニの住民の意見も紹介する。
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以下は記事の紹介

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6 国際社会が決めるヤスニ国立公園の未来(NI p4-11の翻訳)

アマゾンの熱帯雨林の奥地。その一角が、環境への期待と懸念で満たされている。世界がそこに注目しなければならない理由を、バネッサ・ベアードが説明する。

想像してみよう

 広大な森の樹木は非常に豊かで、その1ヘクタールに生息する生物種の数は北米大陸全体に生息する生物種の数にも匹敵する。氷河期には、熱帯雨林という安息の地に動植物が逃れてきたが、今日そこには世界で最も素晴らしい多様性が残されている。ジャガー、オオカワウソ、ウーリーモンキー(ヨウモウザル)や、少なくとも630種もの鳥類(貴重なオウギワシも含む)、絶滅が危ぐされる25種類のほ乳類も生息する。
 ここでは、ワオラニ民族、ケチュア民族、シュアル民族が、伝統的な文化と生活を今も続けている。他のグループは、「自主的な孤立」を続け、外界とのすべての接触を避けて暮らし、エクアドル最後の「自由な人々」で「豊かな社会」に住むと言われている。それは、自然を残し、必要な分しか消費しないからである。
 ここは、ナポ湿潤林地帯に含まれるヤスニという場所で、アマゾンとアンデスが落ち合う場所である。ユネスコ(国連教育科学文化機関)は、この地域を世界生物圏保護区に指定し、エクアドルは98万2,000ヘクタールの地域を国立公園に指定している。その中には「孤立地域」[訳注1]があり、そこではタガエリ民族、タロメアン民族の自主的な孤立した暮らしが、少なくとも形の上では政府によって支持されている。
 そして次。
 石油を想像してみよう。原油だ。しかも最低のもの。低品質で硫黄の含有量が高いもの。5分の4が有毒な水分から成る石油は、いったん地中から吸い上げられれば、湿っている大地にも浸透し、河川などに流れ込み、病気や死をもたらす。石油開発は森林を破壊し、人間と動物にとって有害な汚染を引き起こし、豊かな生態系を荒廃させる。
 このような石油がヤスニの大地に眠っている。埋蔵量はおよそ10億バレル。この量は、過去25年間石油を経済の基盤とする発展モデルを築いてきたエクアドルで確認されている埋蔵量の4分の1にあたる。
 つまりここには、皮肉な仕組みではあるが、2種類の異なる資源が存在する。ひとつは地上に、もうひとつは地下にある。このアマゾンの一画で複数の利害がぶつかり合って共鳴し、全世界に波紋となって広がっている。ヤスニが、開発と持続可能性、気候変動と究極の生き残りに関する、壮大で緊急の世界的な議論の舞台となる準備は整っている。

・・・・・・ 続きはNIジャパン誌上でご覧ください

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25 ヤスニ提案に対する地元の声(NI p12-13から一部を翻訳)
地元の人々は、エクアドル政府が提案する石油を採掘しないという計画をどう考えているのだろうか。ファブリシオ・グァマンが聞いた。

マーロン・サンティ(エクアドルの先住民族組織「CONAIE」の代表)

 私は、14の「民族国家」を代表する先住民族運動の代表者のひとりとして、これまで踏みにじられてきた私たちの人権を取り戻し、それを守ることを主な目標にしています。
 ヤスニ・ITT提案は、先住民族運動から生まれてきたものです。私たちは、開発モデルの変更を求めてきました。それは、石油の代わりになり、人道的な利益をもたらすことのできる新たな代替策を見つけ出すためです。そして私たちは政府の発表を聞きました……。もしも他の国々が興味を示し、提案通りにうまくいけば、それは素晴らしいことだと思います。しかし、これからの成り行きを見守らなければなりません……。石油のことですから。
 私たちは政府に近い団体ではありませんが、ドイツ、フランス、スイスなどに提案を支持するよう呼びかけています。私たちは採掘の「猶予期間」はいりません。石油を永遠に採掘しないでほしいのです。問題は、国際社会の関心の強さが不十分なことです。私の感触では、現在3カ国が興味を示しています。もしもエクアドルがこの提案によって前例を作れば、他の国々でも経済と採掘モデルに変化が起る可能性があります。

・・・・・・ 続きはNIジャパン誌上でご覧ください

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28 炭素取引と未来への負担(NI p17-19の翻訳)
石油収入の補償を得る代わりに石油を採掘しないというヤスニ提案。その資金提供申し出期限が迫るなか、資金を得るために世界の炭素市場を利用するよう圧力が高まっている。しかし、市場を利用した場合にはどんなコストが伴うのだろうか。アダム・マーニットが検証する。

 エクアドルのラファエル・コレア大統領がヤスニ提案(ITT提案)を発表した後、クリントン・グローバル・イニシアチブ、ウォーレス地球基金、世界資源研究所といった公式な支援者の一部があることに対して不満を漏らした。それは、希望者に炭素排出枠を販売したり、議論の多い「債務環境」スワップ[訳注 1]を通じて収入を得る見込みについての話が出てきたからである。(1)
 (中略)
 京都議定書締結から10年後、世界の炭素市場の規模は640億ドルを超えた。しかし、実際の排出量削減への貢献はあったとしてもわずかである。(3) 世界最大規模の排出で汚染をもたらしているいくつかの企業は、世界的な不況にもかかわらず莫大な利益をため込んでいる。オランダ/英国の石油メジャー、ロイヤル・ダッチ・シェル社は、いまだかつてないほどの温暖化が進む北西アラスカ沖のチュクチ海の採掘権を獲得し、第1四半期としては記録的な90億ドルの収益を上げた。一方英国の石油メジャーBP社は、売却したスコットランドのグレンジマウス精油所の従業員が、年金について新しいオーナーであるイネオス社ともめてストライキをしているのを尻目に、76億ドルもの大もうけをした。食料の値段はどんどん上がり緊縮財政がとられているが、地球温暖化ガスの排出量削減に関しては、
その目標レベルに見合った本質的な対策はほとんど何も行われていない。多くの国々で実際に排出量が増加している。このような状況下で、私たちが描く将来像は依然としてはっきりせず霧の中に浮かんでいるようだ。しかしそんな霧の中で、私たちはヤスニ提案にとって注意が必要な話と、ヤスニ提案に資金を流すために炭素市場を活用しようとする話に出くわしたのである。

・・・・・・ 続きはNIジャパン誌上でご覧ください

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ともあれ、このヤスニ国立公園がどうなるか、注目しようと思う。



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