今日、考えたこと

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<<   作成日時 : 2008/08/04 06:03   >>

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書いておきたいことがたくさんあるのだが、どれから手をつけたらいいのかわからない状態なので、箇条書きでメモしておこう。

まずは読書メモ
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地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか
田中優著2007年扶桑社新書
会ったことのある扶桑社の編集者。優さんの本と扶桑社の組み合わせも不思議だが、読むべき話はたくさん入っている。個人の努力だけではだめで、構造の変化というが、個人の努力の話を否定しているわけではない。その重層的な関係が印象に残る。「ポジティブ・フィードバック」=「雪だるま式」の恐ろしさと、ポジティブな「ポジティブ・フィードバック」が必要と説く田中優さんに共感。

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うさぎ!第12話
いろいろ面白い話が満載っていう感じだけれども、メモしたくなったのが『臓器移植の倫理』の話
「臓器移植技術を開発するために材料として使われて、殺されたたくさんの子どもたち」「人間栽培所」
「しかし、絵本の国では『臓器移植の倫理』とかを論じる人たちは、そんなことを考えもしないらしいんだ。『人間の生存への欲望』とか言う、答えの出ない空論を、哲学用語か何かを並べて論じる。現実に臓器移植を可能にした政治的、歴史的背景は、話に出て来ることもない。・・」

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闘争の最小回路
ウェブで急に連載が止まったと思ったら、そのうちに本が出て、買おうかどうしようかと思っていたが、先日、教団蒲田教会でやってた集会で購入。読み終わっていないけれども、面白い。南米の左翼政権と社会運動の緊張関係。ウラル・ツィベキが引用してあって、そこから部分的に孫引き。
「進歩派的な統治性から浮かび上がりつつある国家は、ネオリベラル右派の国家との比較において、より安定しており、より正当化されており、より強力であるように思われる。しかし、だからこそ、下部の人々にとっては、より危険なものであり得るのだ。」

そして、廣瀬さんはこれにこんなコメント
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私たちは、マルチチュードを飼い馴らすために政府が与える公的扶助を見事なまでに政府の意図に反するかたちで使ってみせるマルチチュードの「主体化」のその瞬間にこそ、闘争の中心があると信じているのだ。
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135p


あと、古い本だけれども、江原由美子編「フェミニズム論争」(90年1月勁草書房)
その4章と5章(後半)がエコ・フェミニズムにさかれている。ここで提出されている問題が議論されたかどうか、ぼくは知らない。タイミングがあえば、中身も紹介したい。

ティク・ナット・ハンの抱擁(2008年4月、現文メディア)
まだ、ほとんど読んでいないが写真がたくさん使ってあるきれいな。ティク・ナット・ハンの言葉が散りばめられているが、スピリチュアルなところだけが強調されすぎているように感じる。心のありようを考えることが無駄だとは思わないし、だから、ティク・ナット・ハンも好きなんだけれども、そのことと社会のありようを変化させることを重ねなければ、現状を維持しようとする大きな力に対抗できないんじゃないかと思う。


現代思想 総特集 戦後民衆精神史(2007年12月)
これがほとんど東京南部とりわけ大田区でぼくがもう20年以上も生活してきた地域での話だということに驚く。これも斜めに読んでるだけなので、ちゃんと読みたいと思うが、いつになるか。

トヨタ・イン・フィリピン(2008年社会評論社)
先日、PP研の総会ではるひさんから。
某雑誌で短いコメントをという話もあったのだけれども、流れてほっとする。ぼくにはプロジェクトの失敗の話が興味深い。解雇者を出した労働組合が生活を維持していくために農村開発プロジェクトでよく行われているような鶏や豚の飼育に手を出して失敗する。たぶん、当事者はあまり触れたくないだろう経験について触れられていることは評価したうえで、このことだけ見ていっても1冊分の本になるだろうと思う。



ニモ評価
子ども向け劇場アニメが描く「マルチチュード的革命」/ジュディス・ハルバースタム講演報告
http://macska.org/article/221
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一方、人間に捕まったニモは歯科医の部屋の水槽に幽閉されるが、そこでニモはさまざまな年上の魚と出会い、水槽から脱走するための戦略をあれこれめぐらせる。そしてついに魚たちは力を合わせることによって歯科医の部屋からの脱出に成功し、ニモは海の中でマーリンとの再会を果たすのだが、そこはこの映画のクライマックスではない。クライマックスは、出会ったばかりのニモとマーリンの目の前で、ドリーが他の多数の魚とともに人間が放った縄に捕まり、漁船に引き揚げられようとしている場面だ。ドリーを助けようと縄の中に入ろうとするニモの手をマーリンが掴んで離そうとしないが、「ぼくを信頼して」と訴えるニモについに折れて手を離す。そしてニモはマーリンやドリーとともに、魚たちに一斉に海底に向かって泳ぐよう訴え、その重みによって縄が船から外れて魚たち全員が助かる。

ニモは歯科医の水槽の中で年上の魚から、みんなで力を合わせれば自由になれることを学んだ。そして海に出たとき、学んだばかりの革命理論を実践し、ドリーや仲間たちの自由を勝ち取る。刑務所でブラック・ナショナリズムに目覚めたマルコムXみたいなものだ。しかしニモは決して特殊な能力を持っているわけではなく、むしろ身体的な障害を持ち、あまりに過保護なシングルファザーに育てられた、世間知らずでクィアな主体として描かれている。特別な能力を持つ個人の成長物語や栄光物語ではなく、またさまざまな違いやクィアの存在を認めない全体主義でもない、雑多な人々が共通の利害を通して連帯するマルチチュード的な革命運動がそこに描かれている、とハルバースタムは指摘するのだ。
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彼女の娘一家から借りたニモを見て、ただ愉しんで、「ディズニーのくせに面白い」としか言えなかったぼくとは大違いだ。そう言えば、インプロを紹介する本かなにかにも、ピクサー・アニメーション・スタジオの独自のスタッフ教育のことがでていたのを思い出した。

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疲れた、眠くなってきた。
これから、ちょっと寝よう。






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