今日、考えたこと

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zoom RSS アレキサンダー・テクニーク

<<   作成日時 : 2009/07/18 06:54   >>

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シンクロニシティってほどのことじゃないが、活動家のための英語教室をやってる人からアレキサンダー・テクニークの話を聞いて初めて知った。そして、「へぇ、そういうのがあるんだ」とつい最近感じていた。ちょうどそのタイミングで北山耕平さんのブログで『アレクサンダー・テクニーク入門』という本が増刷になったという話題があった。
http://native.way-nifty.com/native_heart/2009/07/post-b0b9.html

地元の図書館サイトで検索したらあったので、すぐにとりよせて読んでみた。なかなかに面白い。

以前、この本は「アレキサンダー式姿勢術」というタイトルだったという。確かに、この本に従えば姿勢はよくなる。

しかし、書きたいことはそこにはないらしい。

からだを動かすときの「良い使い方」があるという。
それは、最大限にバランスが取れていて、からだの各部位が連携していること。その方法を学べばいいということだ。例えば、からだをその方法で直立させていると、臓器にじゅうぶんな空間が与えられ、呼吸がマッサージの役割を果たす。しかし、前かがみになっていると臓器に不要な圧力がかかり、正しく機能せず循環機能も低下する。脊椎についても、きちんと積み重なっていないと、どこかに余計な力が加わり、神経を痛め、関連するからだの部分も持っている機能を果たさなくなる。
 同時に無理やりからだをまっすぐにたてておこうとすると、一部の筋肉は伸ばせても、残りの筋肉をすごく縮めたり、別のやり方でからだを傷つける。

だから、
===
わたしたちの目的は、ある動作をするために必要な、適切な筋肉の動きの組み合わせをことごとく学び、なにかをするときにはいつでもそのことを考えているようにする、ということではありません。そんなことは不可能ですし、その必要もないのです。あなたはアレキサンダー・テクニークをつうじて、たったひとつ、なにであれすべての動作を流れるようにコントロールできる「基本動作」を学びます。このテクニークの目的とするところは、その過程で新たな緊張を生むことなしに、からだのすみずみまでゆったりとさせることにあるのです。 49p
===
ということらしい。

そして、このようにからだを動かす方法は野生動物は学ぶことなく身に着けており、人間はストレスや不安を通じて、危ない機能不全に陥っているのだという。その衰えてしまった機能を回復させる道、つまりアレキサンダー・テクニークのエッセンスは、以下のように紹介されている。
===
なにかの動作や行動に移るときには、あなたの首から上の頭全体が、前にそして上に、あなたのからだから引きはなれるようにしてあげると、からだ全体が伸びながらその上方に向かう動きについていきます。
===

どうすれば、このようにできるようになるのか、ということの入門編として、この本は書かれている。

基本動作から始まる、具体的なからだの動かし方が写真入りで説明してある。正直、わかってるような、わからないような、どこまで理解しているか不明な部分はあるが、確かに楽になる(ような気がする)。


具体的なエクセサイズについては省略


アレキサンダー・テクニークでは「五感」に入っていない「相対運動覚」(あるいは「相対連動覚」??)とか「運動感覚」とか「筋肉感覚(専門的には固有感覚)」というような感覚がそのテクニークの本質の部分とされる。(80〜81p)
(ちなみに81pには「相対連動覚」とあり、80pには「相対運動覚」とある。よく見ると冠があるかないかという文字の違い。「連動覚」というのは説明を読むと、誤植かも??)
こんな風に書いてある。
===
kinesthetic senseとは「運動の」(kinetic)という単語の「美学的な」(esthetic)という単語の意味を合わせてできたことばで、「運動の美学的な感覚」といってもいいかもしれません。以下、わかりやすく「運動感覚」といいますが、これこそアレキサンダー・テクニークの訓練の本質の部分でありますから、とりもなおさずこの本に提示されているプログラムはすべてこの感覚を育てるためのものだといっていいでしょう。わたしたちは正しくからだを使っているかどうか知るために、筋肉の名称やその位置を人体図の上で覚える必要などありません。「運動感覚」あるいは「筋肉感覚」さえもてば、必要な情報は自然と得られます。いま自分がしていることを感じることができれば、おのずと、その動作のなかで自分自身をはっきり見ることができます。
 基本動作とそれをもとに作られた七つの動作による感覚訓練をとおして、わたしたちは「運動感覚」に対する信頼度を高め、正しい使い方の基準を打ち立てることができるでしょう。
===

いろんなエクセサイズを含めて、こういうことはありそうだなぁと感じる。力はそんなに入っていないが、頭でひっぱるような感覚。

しかし、「いかなる動作に移る場合でも、動作をするにおいては、常に意識のさめた状態でいてください」と言われても、そんなことはできそうにない。生気を失った目でぼんやりしてることもあれば、寝ぼけてることもあり、酔っ払っていることもある。「なにかをみるときはしっかりとそれをみること」とも書いてあるが、そっちも、いつもそんな風になんてできそうにない。まぁ、できるだけ「しっかりみたり」したいし、「意識のさめた状態」のほうが望ましいとは思うんだけど、「常に」そうしろっていうのはぼくには無理っぽい。

緊張感で息を止めちゃうこともあるし、ひとつの動作に切れ目をいれちゃうこともある。「一瞬一瞬においてからだのすべての部分が発するメッセージをすべて受けとめて」と言われても、そんなこともできそうにない。ま、意識的な時間をできるだけ増やして、なるべくからだの発するイメージをうけとりたいとは思うんだけど。

で、こんな風に「あきらめやすい人」には以下のようなアドバイスが与えられる。
===
「のべつまくなし、”上方”へ頭が向かうことばかり意識しているなんて、たいへんな努力が必要だし、一日中そんなことばかり考えているわけにもいきません。・・・」という、あきらめやすいひとがいます。

 ・・・なんであれ悪い習慣を絶つようなものなのです。まずは目新しいことをするようにいてでも心がけていなくてはいけません。この場合には「頭が上にいけるようにしている」ことです。これをつづけるうちに、その意識は日常活動の一部に統合されていくでしょう。そのときにはもう頭が動かなくてはとわざわざ考えるようにしなくても、いつでもそうなっているはずです。 180p
===

これも道は険しそうだなぁ。

しかし、同時に始めのほうで引用した
==
あなたはアレキサンダー・テクニークをつうじて、たったひとつ、なにであれすべての動作を流れるようにコントロールできる「基本動作」を学びます。このテクニークの目的とするところは、その過程で新たな緊張を生むことなしに、からだのすみずみまでゆったりとさせることにあるのです。
==
というのを読むとなんとかなりそうな気もする。

でも、「動作をするにおいては、常に意識のさめた状態でいてください」っていうのは、やっぱり難しい。


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『小説ブッダ いにしえの道、白い雲』 読書メモ(その3)アレクサンダーテクニーク
53章 「いまに生きる」で 「身体・感覚・心・心の対象物のなかで起こるすべてに気づいてそこにとどまること」この4つの〈気づき〉の確立について書かれている。 ...続きを見る
今日、考えたこと
2009/10/28 03:54

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内 容 ニックネーム/日時
ご無沙汰してます
私は学生時代から時々、アレキサンダーテクニークの指導を受けています。自発的に行うボディワークでは、今までで体調改善に一番効果がありました。残念なことに東京にいいと思う施術者がいないので最近はジムとかマッサージでしのいでいます。
ふみ
2009/07/31 10:06

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