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zoom RSS 依存症の問題がもっと語られなければならないと思う

<<   作成日時 : 2009/08/15 21:56   >>

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日経ビジネスオンラインの
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明
「のりピーの夏休み」は意外に短そう
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090811/202300/
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ここに書いてあることは、部分的にそういうこともあるとは思うものの、あんまり面白くなかったが、このコメント欄にukechimさんという人が書いていることが興味深かった。こんな風に書かれている。
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私は酒をやめたアルコール依存症患者(アル中)です。自ら苦しんで死ぬために、20年酒に溺れてきました。でも、死ねませんでした。20年目にとてつもなく苦しい状態になりました。飲めば飲むほど苦しいのに飲まずにはいられない。本当に、こんなに苦しいのにまだ死ねないと思いました。それで、依存症者の自助グループに通い、自分の心から酒を飲む理由を取り除く努力をし、今に至ってます。今では、私には麻薬/覚醒剤患者の友人が沢山います。アルコールも麻薬 /覚醒剤も症状と治療法は同じだからです。私はこの記事に同意します。私たちは「飲みたい」と言う患者に「飲んではいけない」という言い方は絶対にしません。まわりからそう言われ続けて、どうにもならなかった人たちばかりだからです。むしろ「飲めば?」とか「飲めよ」と言います。私たちは、みんな素直ではないから、こう言われた方が飲まないんです。これは健康な人には、ほとんど理解されていません。私たちは治療のために、患者同士集まってお互いの体験を話すということを繰り返します。それは「人間をやめる」ということがどうゆうことかの具体的な話です。健康な人の想像を絶する体験です。実際、患者からアルコールや麻薬/覚醒剤を取り上げても治療にはなりません。私たちは多量のアルコール(麻薬/覚醒剤)を摂取したから病気になったのではなく、心が病んでいるから、それほどアルコール(麻薬/覚醒剤)に依存せざるを得なかったのです。だから、心を治療しなければ、何の解決にもなりません。■ukechim
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ぼくもコメントを書いた
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ukechimさんが書いている依存症の問題こそが、もっと語られるべきだと思います。

そういう報道があまり見られないのが残念なのですが、13日付の東京新聞の特報欄には出ていました。

さまざまな依存症と、その治療、自助グループの実態をちゃんと伝える努力をメディアはもっとすべきだし、行政はそのような自助グループこそ支援しなければならないのではないかと思います。

薬物でもアルコールでも、ギャンブルでも、その依存症から、自分の人生をとりもどすための自助グループはほとんどの地域で、みんなで身銭をきって維持しています。

「死にますか」とかいう類のキャンペーンがあまり意味をなさないという意見には同意します。だからこそ、自助グループで努力する人々の姿がもっと伝えられるべきだと思います。
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アルコールやギャンブル依存の場合は、自助グループに通いながら、スリップしてまたやってしまい、また戻って、きてという話を聞いたりする。麻薬・覚せい剤の場合はどうなのだろう。前者は多くの場合、合法で、後者はやれば即非合法という違いは大きいかも知れない。しかし、依存症であることは間違いない。

冷静に考えれば、手を出して嵌れば、見つかる可能性は小さくなく、見つかれば大変なことになることはわかるはずだ。それでもやめられないのが依存症である証拠だ。これはコメントに書いた東京新聞でも指摘されていた。

必要なのは治療と自助グループへの参加だ。酒井法子にはぜひ、自助グループの中で自分を再発見していくプロセスを経験して欲しいと思うし、そういう回復の方法があることを示すシンボルになって欲しいと思うけど、まず、彼女に治療が必要だというコンセンサスが必要だと思う。

彼女だけでなく、すべての依存症患者に必要なのは刑罰よりも治療だと思う。静かに治療を受け、自助グループに参加できる環境を作ることはとても難しいだろうが・・・。

ukechimさんが書いているように、自助グループ内で「スリップしちゃえば」みたいなことを語られることはあるのだと思う。アルコールやギャンブルで失ったものの大きさを知っている人たちの中での会話として、ということだ。依存症の人はいつでもスリップできる環境の中で、これからの人生を送るわけだ。危険のない場所など、たぶんどこにもない。(少ない場所はあるかも知れないが。)

常に存在するスリップの危険と隣り合わせて生きていくために、継続的な自助グループへの参加が必要なのだと思う。それでもスリップしてしまう人はいるかもしれない。しかし、自分を支配している依存の対象から抜けたいという自発的な強い意思と、仲間がいれば、なんとかなることは多いはずだ。

問題は、その自発的な強い意志をどうそれぞれが自分の中に見出していくか、という話でもある。「底つき」まで待つしかないのかどうか、あるいは軽い底つきというような状態を作ることが可能なのかどうかが議論が分かれるところだ。

ともかく、「自分には治療が必要だ」と、深いところから湧き上がってくるような思いが、内在的に発生できるようなケアが必要なのだと思う。

そのような内発的な思いが発生するプロセスから回復施設、そして自助グループにつながる可能性を少しでも増やすための道筋が準備される必要があるように思う。






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