今日、考えたこと

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zoom RSS RYUさんのコメントへのコメント

<<   作成日時 : 2009/09/19 05:47   >>

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以下の
===
「WATERMANさんのコメント・・」へのWATERMANさんとRYUさんのコメントへのレス
http://tu-ta.at.webry.info/200909/article_7.html
===
という長いタイトルのエントリーにRYUさんからコメントをもらった。とても説得的でわかりやすいコメントだったので以下に転載。最後にちょっとだけコメント。

====
◆コメント
《ニックネーム》
RYU
《内容》
 そこだけを取り上げれば、予算配分の変更は経済成長がなければできない、ということですから、それに疑問を呈するのは当然です。
 私の理解するところの飯田さんの主張は、「取り敢えず経済成長を」ということなのです。現在の失業率を下げ、社会不安を和らげるには、「まずは経済成長を」ということなのです。現在の深刻な状況を脱するために、まず最初にやろうとする治療行為が経済成長ということにすぎないのです。病状が安定したら、根治を目指した制度改革をやりましょうということであるわけです。

 現在の国内における最大の経済問題は、雇用問題です。環境問題ではありません。失業率の高さ、とりわけ、若年層の失業率の高さこそが社会不安を生じせしめ、さらに、これから派生してしまう次世代への職能・技能の継承断絶、そして、産業基盤である労働力の劣化、そして、さらなる中産階級の崩壊・格差拡大を惹起することが恐れられているのです。

 環境問題が問題ではないと言っているのではありません。地球環境が世界経済の制約になることは当然であり、論を待ちません。
 現下の経済問題への当面の対応としての経済成長すら否定するということは、重篤な患者に対して即効性のある薬剤の投与を否定するようなものです。決してそのような意図で論を張っているとは思っていませんが、経済成長以外に即効性のある薬剤はない(なさそうだ)という状況において、環境問題を盾にそれを使わせないという政策の含意は、「将来の我々とその子孫のための環境こそが大切であるので、現在の経済的弱者は見殺しにする」ということになるのです。
 我々はそのようであってはならないのです。

====
もちろん「現在の経済的弱者は見殺しにする」ことには反対です。そのことと、持続可能性を両立させる政策が求められています。

「緊急避難の治療行為としての経済成長」という考え方は有り得るかもしれないと思います。しかし、ここでぼくが「そうだ、そうだ」と賛同して思考停止してもつまらないでしょうから、もうちょっと考えて見ます。

まず、前提として飯田さんの主張はぼくには恒常的な経済成長を求めているように読めました。どうしても、それが一時的な対応という風には読めませんでした。少なくともぼくが読んだものの中には、地球の環境制約や持続可能性、あるいは南北問題に関する読むべき記述は見当たりませんでしたから。

その上で、緊急避難としての経済成長を求める政策という考え方がもし有り得るとしたら、という話ですが。
まず、金融政策などで経済成長を追求するという話ですが、本当にそれで雇用問題が好転するでしょうか。パイが大きくなってもトリクルダウンが起きるわけではないというのは、世界中で見られている現象だと思います。
雇用を生み出すことと経済規模に連関関係はあるのでしょうが、とりあえず即効性があるのは経済成長ではなく、直接的な雇用創出とワークシェアリングだと思います。労働時間短縮の誘導と規制の強化はワークシェアリングを生み出すはずです。

必要なのは安定した雇用であり、その前に不安定でもいいから緊急に雇用先が必要だというのであれば、政治がてこ入れして雇用を生み出すしかないのではないかと思います。

このあたりの具体策はぼくの手に余るのですが、いくつかの方策はあるはずだと思います。従来の環境破壊・開発型、土建業志向の雇用ではなく、環境保全・生存維持型の雇用を検討していくことは必要だと思います。また、労働の重さに比例して処遇がひどい介護職の労働条件の向上も必要でかつ、雇用の創出につながるのではないかと思います。

オバマがいっているグリーンニューディールではない(もちろん自民党などのかつての政権与党がいっていたものでもなく)、社会運動が構想するグリーンニューディール計画のようなものも検討する必要があると思っています。


ともあれ、いま、必要なのは、いま必要なのがどのような政策なのか、開かれた論議をする場であり、それを実際に実現させていく社会運動なのだと思います。

旧来の政治構造が破壊され、流動化が増している現在、いま行いうることの提起と、将来に向けたオルタナティブの構想をつくっていくことの重要性はすごく増しているのではないでしょうか。

民主党を中心とする政権には、とりあえず、情報の開示(基礎資料と政策策定のプロセスの透明化)が求められており、社会運動にはそれを用いて、必要な政策案を作成し、その実現を要求し、実現のプロセスに立ち会うようなことが問われているようにも思います。



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内 容 ニックネーム/日時
第4回を開催いたしますので、是非お越しください。


「戦争と芸術−美の恐怖と幻影W−」

主催:京都造形芸術大学/ギャルリ・オーブ

会期:2009年9月28日〜10月12日(祝) 10:30〜18:30 無休

会場:京都造形芸術大学人間館1F ギャルリ・オーブ

入場料:無料

協力:東京都現代美術館/原美術館

企画:飯田高誉(京都造形芸術大学芸術学部准教授)

スタッフ:高橋洋介(京都造形芸術大学ASP学科) 御厨亮(ASP学科)

宮内由梨(ASP学科) 高嶋慈(京都大学) 吉富真知子(同志社大学)

出品作家:草間彌生 横尾忠則 杉本博司 AES+F マーティン・クリード

Mr. 名和晃平 ヤノベケンジ 戦闘機プロジェクト(佐藤愛、田上穂波、三松由布子)

オープニングレセプション|日時:9月28日(月)18:00〜19:30

会場:ギャルリ・オーブ

http://warandart2009.wordpress.com/
戦争と芸術展
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