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zoom RSS 「「新参探偵、ボツワナを騒がす」メモ」について

<<   作成日時 : 2009/11/18 02:44   >>

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「新参探偵、ボツワナを騒がす」メモ」について
この国での「いま国じゅうに蔓延している例の病気」の件ですが、2年前までボツワナにいたひとに、少し詳しい説明をしてもらいました。

http://ameblo.jp/shingetter/entry-10389283125.html

ぐっさん、ありがとうございます。

ここに書いてあるように、ぐっさんはmixiのコミュニティ、「No.1レディース探偵社」コミュの管理人さんです。
ぼくがそこに書いたぐっさんへのレスポンスから少し転載

===
BやCという薬が高価なのは、やはり特許(知的所有権)の問題なのでしょうか? BやCの薬が容易に手に入るようになることと、感染の拡大を防ぐ効果的な方法があれば、状況はもう少しなんとかなるのかなぁと
===




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記録のために上記のぐっさんのブログからURL関連を補足して部分的に転載


===
まず、ボツワナでは、発症を抑える薬は、国民であれば
無償で提供される。これは近隣諸国とは大きく異なるところで、
ダイヤで裕福になったが故の特権であろうと思う。
近隣との格差は別にして、国民にとってはありがたい。

ボツワナはWHO調べで世界第二位の感染率を記録している
(第一位はザンビア)。もちろん検査を受けた人間だけでの調査なので、
実際はもっといるであろうと言われている。
うろ覚えだが、数年前の記録では、45%程度だったはず。

当然ながら国の根幹に関わる話で、これが原因でボツワナの平均寿命は
50歳を下回る。若い人はこれが原因で20代、30代で死亡する一方、
ノンキャリアは80歳まで生きることもある。

この歪な状況は、ボツワナと言うより、
あの近隣諸国が抱える大きな問題だろう。

で、なぜ薬が支給されるのに死亡率が高いのか、と言う話だが。

1つはHIVの特性にある。HIVはインフルエンザと同じように、
ウィルスそのものが非常に大きな多様性を持っている。
例えば発症を抑える薬がA、B、C3種ある。その中で、
Aは効いたがB、Cはアウト、こういうケースは普通に起こり得る。

なので、1種類の薬だけでは、対応し切れないのが現状なのだ。
そしてボツワナで無償配布されているのは、1種類の薬のみ。
自国で作っているわけではないので、別の種類はかなりお金がかかる。

更に加えて、HIVというのは、非常に変化し易い特徴を持っている。
上記の例で、Aが効いているときにずっとAを飲み続ければ
大丈夫なのだが、あるときほんの短い期間(ほんの数日)飲むのを
やめたら、体内のHIVが変化して、Aが効かなくなる、
こういうことが普通に発生するのだ。

そうなると、今度はBやCを試さなくてはいけない。
変化したことによって効かなかったB、Cが有効になる
可能性もあるのだ。

このような非常に厄介なウィルスであることが、HIVを根絶できていない
大きな理由の一つでもある。発症を抑えることは出来ても、
感染を抑えることは出来てないからね。

そしてもう一つ、ボツワナ特有の大きな問題がある。

国民のメンタリティだ。

もしここで数名のボツワナ人に以下の質問を投げるとする。

「あなたは糖尿病とHIV、どちらが嫌ですか?」

恐らく、9割方糖尿病のほうが嫌だと答えるだろう。
なぜなら、糖尿病は食事制限をしなくてはいけないから。
これは実際に我輩が現地で友人に質問した回答だ。

この「病気に対する無知」と「目の前の欲望に対する欲求」が
ボツワナのHIV感染を食い止めない大きな要因ではないかと思う。

ちなみにボツワナでは糖尿病患者の数もかなり多い。
肉料理が中心で、脂っこいものが大好きな国民性を表しているとも言える。

その他にもいろいろとあるのだが、このくらいにしておこう。

私見だが、大きな問題としてはこの辺にあると思う。

しかしながら、上記したが、ボツワナはダイヤで潤っており、
近隣国に比べると遥かにお金がある国だ。
格差、という面で言うと、恐らく南アフリカよりも差は小さいだろう。
国民同士が支えあっている、ある意味理想的とも言える環境だ。

なので、上記のケースはその他の国には全く通用しない。
tu-taさんがご自身のブログで指摘されているように、
南北の格差が大きな原因である、ということも間違いない。

ただ、その近隣国全てで共通して言えることは、
「HIVで死亡することが当たり前になっている」ということじゃないかと。

誰しもが同じように若いうちから死んでいく。
それをボツワナ人もザンビア人もジンバブエ人もナミビア人も
南アフリカ人もモザンビーク人もケニア人もタンザニア人も
マラウィ人もその他のアフリカ諸国の人々も、
それこそ自分が子供のころから経験しているのだ。
それが当たり前になっているのだ。

そこにはひょっとしたら果てしない絶望があるのかも知れない、
そんな風に感じることもある。

そう考えると、常に明るいボツワナ人を、我輩は尊敬している。

ちなみに、マラウィに協力隊員として行かれていた
山田耕平さんという方は、HIV撲滅啓発&NGOなどへのお金を
作るという意味もこめて、現地でマラウィ人ミュージシャンと一緒に
エイズ撲滅のための歌を作り、現地でリリースされた。
もちろん印税その他は全てNGOなどに寄付されている。

そして、そのPVなどもHIV撲滅活動のためなら、
無償で使用してかまわない、ということで提供されている。

このようなことをされている方もいらっしゃるのだ、
ということをお伝えして、長い文章を終了したい。

山田さんのことについては、以下に詳しい。

・JICAインタビュー
http://http//www.jica.go.jp/story/interview/interview_38.html
(11月18日未明の段階でリンクが切れています)


・山田さんのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/kohei_ndimakukonda
(2008年11月からの更新はなさそう)

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