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zoom RSS [世界社会フォーラムと社会運動] 集会案内とWSFをめぐる議論について

<<   作成日時 : 2009/11/20 19:19   >>

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以下、PPのMLに流したものをほとんどそのまま転載


世界社会フォーラム(WSF)のキーパーソンが2名来日します。
ピープルズ・プラン研究所も連絡先になっています。

WSFとは何か、それがどこへ向かおうとしているのか?
また、向かうべきなのか、グローバルな社会正義のための運動は、これからどうすべきなのか、というようなことを考えるためのすごくいい機会になるはずです。

まずはイベントの紹介、続いてチコが主張しているオープンスペースの議論についてちょっと紹介します。


===以下、案内の転送===
皆さん、11/23(月)午後、ぜひ、以下の講演会にご参加ください。
 世界社会フォーラムがどのように社会運動を作り出したかを知るこの上ない機会です。こんな機会は、二度とありません。ぜひどうぞ!

==(以下、転送・転載歓迎)==

2009-11-23(月・休)WSF2010首都圏プレ企画

世界社会フォーラムと社会運動   
金融危機を作り出したダボス会議に挑戦
大統領まで出してしまう世界社会フォーラムって何だろう?

日 時 2009年11月23日(月.休)13:30〜16:30
場 所 南部労政会館(JR大崎駅徒歩1分)
参加費 800円
主 催 WSF2010首都圏実行委員会
    http://tokyo.socialforum.jp/

【ゲストスピーカー】

クリストフ・アギトンさん(フランス)
1953年生まれ。仏テレコムの独立労組、SUD-PTT(連帯・統一・民主主義)の組合員。反失業運動AC!、「失業に反対するヨーロッパ行進」、ATTACの設立等に参加。WSFなど、近年の国境を超えた社会運動の担い手の一人。著書に『「もうひとつの世界」への最前線』(2009年5月、現代企画室)

チコ・ウィテイカーさん(ブラジル)
1931年生まれ。WSF設立発起人の一人で、現在WSF国際評議会およびWSFブラジル組織委員会委員。ブラジル・カトリック司教協議会が設立したブラジル正義と平和委員会代表。64年、軍事クーデターの発生で仏に亡命。82年ブラジルに戻り、社会的連帯のための民衆教育運動に参加。2006年、社会運動に貢献した人に贈られるRight Livelihood Awardを受賞。

 + + + + +

 2001年1月、南米ブラジル・ポルトアレグレ市で開かれた世界社会フォーラム(WSF)は、21世紀の新しい社会運動の始まりを告げる象徴的な出来事でした。WSFに参加した者たちは、そこで討論されたこと、検討されたことを自分の現場、地域に持ち帰り、そこで討論を深め、社会運動を作り上げていきました。ブラジルでは、WSFに参加した者たちが社会運動を拡大し、ついには労働者出身のルラ大統領を誕生させました。その後、南米では、次々に反米左派政権が誕生しています。世界の政財界のトップエリートたちが集まって討論する世界経済フォーラム(WEF:ダボス会議)に対抗して開催されたWSFは、ダボス会議がめざしている新自由主義に基づくグローバリゼーションに真っ向から挑戦し、世界の新しい社会運動の潮流をつくり、明らかに世界の政治地図を変えていると言えるでしょう。

 この秋、世界社会フォーラムの開催に準備段階から関わった2人、市民を支援するために金融取引への課税を求めるアソシエーション(ATTAC)フランスのクリストフ・アギトンさん、WSFブラジル組織委員会のチコ・ウィテイカーさんが来日します。国境を超えた社会運動の担い手であるアギトンさんには、WSFをはじめとしてグローバルな社会運動をどのようにつくってきたのか、そして今後つくっていくのかについて、反失業運動や住宅への権利運動、欧州社会フォーラムなどにおける自らの経験をふまえながら、話していただきます。またウィテイカーさんには、ブラジルの社会運動はどのようにWSFをつくり、展開してきたのか、そして、「WSFはオープン・スペースであるべきだ」という主張について論じていただきます。

 10年続いたWSFのメインアクターである2人が来日するのは初めてであり、WSFを理解する絶好の機会です。来年、1月には東京で、3月には大阪で社会フォーラムが開催されるにあたり、WSFとは何なのか? について、具体的な運動を考察しながら、討論したいと思います。
==最初の転載ここまで==



以下、チコのオープンスペースをめぐる議論を少し紹介


WSFの誕生にかかわったチコですが、上にもあるように彼はWSFで宣言を出すべきという意見に反対し、WSFはあくまでスペースであるべきだと主張しています。


例えばattacの秋本さんはそれを以下のように説明しています。

我々はまだ途上にある−オープン・スペースたる世界社会フォーラム
http://attac-koto.at.webry.info/200607/article_1.html
から部分的に引用

====
 2005年WSFポルトアレグレで、約20人の知識人がアピールを出し、今年1月、マリ・バマコのWSFにおいても知識人のアピールが発表された。いずれもWSFとして最終宣言を出すことの必要性を述べており、それを除けば内容はWSFの趣旨に即していて、何ら問題のないものである。しかし、WSFは WSFとしての宣言または決議を出さないことを原則憲章で明記しているので、アピールの内容はWSFの性格を変えることを意味している。

 アピールを出すことの是非は、WSFがオープン・スペースであることをどのように考えるかである。

 ブラジル組織委員会メンバーのチコ・ウィタケルは、WSFはあくまでもオープン・スペースであることにこだわるべきであり、討論の場としての空間(スペース)を全参加者に保証し、「どんな犠牲を払っても空間としてのフォーラムの継続性を確実にすることと、現在あるいは将来においてさえ、フォーラムを運動へ移行させる誘惑を生み出さないことが肝要である。」と述べ、「フォーラムとは、フォーラムに集まるすべての人々の共通目的に資するように創出された空間なのであり、公の広場として・・・水平的に機能するのである。フォーラムは『アイデアの工場』として、あるいは培養器として稼動し、そこから、私たちが実現可能で必要かつさしせまっていると考える、もう一つの世界の構築をめざす新たなイニシアチブが生まれうるのである。」(*4)と述べている。
 一方で、知識人アピールをはじめとして、WSF宣言を求める声は少なくない。WSFで社会運動団体はイラク戦争の阻止を訴えたが、ブッシュによるイラク攻撃が開始されてしまった、という事態の中で、「WSFは漫然とフォーラムを繰り返すだけでは意味がない。新自由主義に反対する明確なメッセージを発すべきである」という意見も出されている。

==この引用ここまで==

この後に秋本さんの意見も表明されてますが、関心のある方は、続きをサイト
http://attac-koto.at.webry.info/200607/article_1.html
でどうぞ。


また武藤さんはこんな風に紹介しています。

『帝国の没落と「もう一つの世界」への道筋を探る (上)(下)
  ブッシュ政権の終末を目前にして 』から引用
季刊ピープルズ・プラン42、43号(08年春・夏)集録
http://www.peoples-plan.org/jp/ppmagazine/pp42/muto%28PP42%29.pdf
http://www.peoples-plan.org/jp/ppmagazine/pp43/pp43_muto.pdf

===
・・・。もう一つの世界の実在を、大結集によって相互に確認することは、それ自身が重要な行動である。WSFはそのための空間(スペース)を共同でつくりだす。この場において、数百もの自発的な会議、協議、合意が行われ、それぞれ参加者の責任において行動・運動に移される。WSFそれ自身は全体の承認を要求する宣言や声明を採択しないという原則が厳格に守られてきた。WSFは運動ではなく、空間(スペース)であるという自己定義である。だがやがて帝国の戦争と新自由主義的グローバリゼーションと効果的に闘うためにはそれで十分なのか、グローバルな民衆運動を作り出すことが必要なのではないか、という声があげられるようになる。WSFが二〇〇一年ポルト・アレグレから二〇〇七年ケニアのナイロビまでの歩みを経るなかで、さまざまな矛盾と問題点があらわになり、表面化してきた。これは避けられないし、むしろ当然であった。これらの問題点のいくつかは、本誌No.38の特集「岐路に立つオルタ・グローバリゼーション運動」の小倉利丸論文「閉ざされた「自由な空間」から社会的空間のオルタナティブへ」で分析されているので、それに譲ろう。小倉が引用しているWSFの創始者の一人チコ・ウィケタルは「空間」かそれとも「運動」か、それを厳密な二者択一として提出し、「どんな犠牲を払っても、空間としてのフォーラムの継続性を確実にすること、現在あるいは将来においてさえ、フォーラムを〔運動〕へ移行させる誘惑を生み出さないことが肝要」であると主張するのである。

 WSFはいまのところ最大の結集の場であるけれど、唯一の場ではない。ここで問題なのは、WSFの中からであれ外部であれ、アメリカ帝国の衰退と没落という歴史的時期において、帝国とグローバル資本主義をくつがえすグローバルな民衆運動がどのようなものとして生成しうるか、その展開をうながしうるかということなのである。

 次回にその問題に光を当ててみることにしよう。
==(上)からの引用ここまで==
==以下、(下)からの引用==
               ・・・・。WSFに即していえば、WSFの運動化とは、WSFが全体の名前で何かの政治声明を出したり、綱領と組織を備えたグローバルな政治運動になることではなくて、意識的、系統的にグローバルな規模での運動際政治のプロセスを推進することにあると私には思える。WSFはこのプロセスを促す場、スペースとして機能していて、それがWSFの魅力なのである。だからWSFの運営という観点だけから見れば、WSFはスペースであるという議論は説得力がある。しかし帝国とグローバル資本主義を乗り越えるというWSFを含んだ「運動たちの運動」の見通しというより広い観点からは、WSFがスペースであることを確認するだけではすまないのである。

 そこからもうすこし議論を進めよう。運動際政治を手掛かりにしてである。

==(下)からの引用ここまで==

続きに興味がある人はこちらもサイト
http://www.peoples-plan.org/jp/ppmagazine/pp43/pp43_muto.pdf
へどうぞ。


現状のようではない、違う社会を実現するためになにが必要なのか、ということを考えていくために欠かせない話がここにあるのではないかと思います。





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