|
昨夜、http://twitter.com/InaHamasaki/status/22541663087での === 「NGOと社会」 http://ow.ly/2wQB3 を読み、自称左派NGOの知的頽廃に愕然。際限なき「反-XX」レトリックの反復と、「もう一つの世界」への茫漠たる憧憬。いくら反復しても、エイズ治療薬の一錠も出てこない。無駄に「正義」を弄ぶのは、先進国の連中にのみ許される贅沢。 === という@InaHamasaki(=浜崎 伊南さん)のツイートを偶然見かけて読んだ。その偶然が何だったかは忘れたが。 彼の自己紹介には「アフリカなどの関係でNGOで働いています。 A Japanese NGO Staff working on African issues, HIV/AIDS and global health. 」と書いてある。よく似た名前で、アフリカなどの関係NGOで働いていて、同様の主張をしている人を想定しながら、返信ツイートをしたので、ここにも記録しておこう。 どうして、返信ツイートをしたくなったかといえば、まず、この非和解的な書き方が気になったのだった。 ぼくは「NGOと社会」のメンバーではないのだが。 返信を書く都合で、ここで紹介されている「NGOと社会」のニュースレター http://www.shinhyoron.co.jp/blog/wp-content/uploads/2009/10/ngotosyakai_nl_07_201008252.pdf も読んでいなかったので、これを機会に読んだ。 (9月5日にリンクの間違いを訂正) 同じ文脈で@InaHamasakiさんは以下のようなツイートもしている。 ==@InaHamasakiさんのツイート== http://twitter.com/InaHamasaki/status/22542662820 それとも、この人たちは、現代世界への根底的なオルタナティブを提示したいのか?ならば必要なのは、具体的な「代替構想」だ。原初的表現で構わない:「反-XX」の繰り返しではなく、肯定表現で代替世界の思想を、イメージを示せ。その勇気もないのなら、「南への責任」等と大言壮語する資格はない。 http://twitter.com/InaHamasaki/status/22572414369 http://ow.ly/2x3Mv の巻頭文:「経済成長反対」を言わなければまともなNGOでない、外務省と交渉するのは愚の骨頂、と「あるべきNGO」像を勝手に作り上げ、セクターを一色に塗り固めながら、「経済成長反対」の先に何を構想するのかには口を噤む。典型的な「南への無責任」。 ==@InaHamasakiさんのツイートここまで== ==それへのぼくの返信ツイート== @InaHamasaki さんが、この狭い世界で何か非和解的な関係を作ってしまいがちなのが気になる。考え方の違いはあるだろう。でも、いっしょにやれることもあるはずなのに、と思う。posted at 03:17:47 @InaHamasaki さんが言う「この人たち」にぼくも含まれているのだと思う。しかし、「この人たち」もまた広範な人たちだ。藤岡さん、越田さん、高橋さん、みんな違う。「この人たち」を批判すべきではないということではない。しかし、批判が批判のための批判に見えてしまう(続くposted at 03:26:02 @InaHamasaki さんへのレスポンス続き)「肯定表現で」「ポジティブな批判を」というのはよく聞かれる批判。その方が伝わりやすいという側面は確かにある。しかし、ジョン・ホロウェイ(参照http://bit.ly/bTO6i5)がここで言ってる事はまるで反対のことposted at 03:33:06 @InaHamasaki さんの<***を示せ、その勇気もないのなら、「南への責任」等と大言壮語する資格はない>というような言い方は嫌い。でも何かいっしょにやれることもあるはずだとぼくは思いたい。@InaHamasakiさん、よく似た名前の人を他人が騙ってるだけならごめんposted at 03:43:09 ==とりあえず、ここまで== 別の文脈で@InaHamasakiさんは以下のツイート === http://twitter.com/InaHamasaki/status/22101965362 途上国の貧困、MDGs...途上国の人たちのことを知ろう、云々、つもりはなくても上から目線の啓蒙キャンペーンに。既に正解を知っている真理の体現者が、正解を教えてあげる。この優等生型キャンペーンを打破できなければ、MDGsキャンペーンは人々の「本音」の前に雲散霧消し続けるだろう。 === をしていたのを見て、以下のツイート @InaHamasaki さんのhttp://bit.ly/d4CAswって「上から目線」で「既に正解を知っている真理の体現者が、正解を教えてあげる」って感じだと思うな。posted at 03:47:00 ===31日深夜というか早朝のツイートはここまで=== 今、気がついたのだけど、@InaHamasakiさんが反応してくれてる http://twitter.com/InaHamasaki/status/22573240003 === 先進国のインテリが、際限なく「反-XX」を繰り返していればそれが「抵抗」だとは、「ホロウェイ」も馬鹿にされたものだ。南では、チャベスやモラレスは既に具体的な「代替構想」に進んでいる。そのとき、北の我々は「こんな世界は嫌」と言っていればそれでいい?それが知的頽廃でなくてなんなのか。 === 反応してくれたことを教えてくれればいいのにと思うが、その価値もないと思われたのだろう。 @InaHamasakiさんが、ぼくが想像している人だとすれば、ぼくやあるいは「NGOと社会」のメンバーが「反-XX」を繰り返しているだけではない別の活動をしていることも知らないわけではないだろう。主張したかったのは「こんな世界は嫌」という初発の思いがさまざまな状況の中で消されている現状があり、「肯定表現で代替世界の思想を、イメージを示しことができないものは去れ」というような上から目線で語られるのは間違っているのではないかということだ。 ぼくや「NGOと社会」の人たちの主張を<北の我々は「こんな世界は嫌」と言っていればそれでいい>という風にしか@InaHamasakiさんに理解できないのだとしたら、それはとても残念だが、これは理解の仕方のほうがねじれていると思う。<「こんな世界は嫌」と言っていればそれでいい>など、誰も言っていないし、言いそうもないことを自分の中で構築して、それが知的頽廃だといわれても困る。 確かにぼくは知的に優れてはおらず、勉強も不足し、いいかげんなことをたくさん言ってることは認めざるをえないのだけど、言ってないことを言ったことにされて非難されるのは違うと思うわけだ。 ===夜が明けて、その日の昼休みのぼくのツイート=== @InaHamasaki さんが批判する「NGOと社会」から:多くのNGOが提唱する「貧困削減」は経済成長で可能なのか? 保健、教育、ジェンダーといった分野に資金を重点的に充 てれば国内・国際の格差が縮小し、平等な世界が生まれるのか?そうは思えない。(続くposted at 12:17:32 続き) NGOの政策提言や議論を見ても、なぜ、どのように「貧困」が作り出され「平和」が破壊されているのか、そこに日本の「国際協力」政策がどう関係しているのか、政府がたじたじとなるような、第三者もなるほどと首肯するような鋭い指摘があるわけではない。posted at 12:18:47 省略して続き)経済成長路線の破綻は国内外のどこを見ても明らかなはずなのに、なぜNGOはそれを強力に明確に主張しない/できないのか?このままでは国際協力NGOは将来、「南」の人びとから不正義の維持に加担したと評価されることになるのではないかposted at 12:20:27 @InaHamasaki さま。「愚の骨頂」とは藤岡さんは書いてません。その主張は<NGO の役目は官僚と一体となって政策を考えることではなく、あくまでもODAによって影響を受ける人びとの立場に立って考え、意見すること…この国の官僚主導の政策決定を補完する役目を負ってはならない>posted at 12:23:44 @InaHamasaki さま、一定の経済成長が必要な地域もあるとぼくは思いますが、それはトリクルダウン政策が有効だということではないはず。ここで藤岡さんが批判しているのはトリクルダウンに乗ってしまうようなありかたではないでしょうか?posted at 12:26:16 === これだけ悪意に満ちたツイートをばらまく感性というのに、ちょっとたじろいだ。 彼(ぼくが想定している人だと仮定してだけど)が前の世代の運動にうんざりしているのはわからないわけではない(ように思う)。また、彼が関わるHIV/AIDS や global health の運動で、100の理屈を並べるより、いま、求められているのは具体的な話だという感じも理解できるような気もする。 これだけの批判がでてきるというのは、何かが彼の琴線に触れたのだろう。 経済成長批判がないことへの批判か外務省との交渉への批判か、その両方でもあるし、それ以外の何かもあるだろう。 これを機会に「流儀」という本を少し読み返してみた。 「HIV/AIDSの予防・ケア・治療への普遍的アクセスを実現するための資金拠出」が早急に具体的に求められているにも関わらず、国際社会からのそれへのコミットメントの量とスピードは十分ではない、それを実現させなければならないという強い思いは理解できるし、そのことを誰も否定したりできないだろう。 しかし、ODAの現実はどうなのだ、と思う。この間のODAをめぐる議論はどうなっているか、ということを考えると、暗澹たる気持ちになる。日本の経済成長とのセットが強調され、国益にかなうことが堂々と謳われる。まず、そこが問われなければならなのは前提だろう。その中で、実現性は薄いとはいえ、ODAでの原発輸出が議論される。@InaHamasakiさんがまず対決すべきは、そういうありかたへNO!を叫ぶ人に対してではないはずだと思う。 戦略・戦術をめぐる意見の違いは確かに存在する。別の戦略で、同じゴールが語られることが疎ましく思えることもあるし、それがゴールへの道を妨害しているという主張はありえるだろう。だとすれば、それが、どういう意味で妨害になるかという土俵で議論すればいいと思う、「****な奴は****を語る資格がない」とか、ツイートするより、違う方法があるはずだ。 アップロードしてから18時間後の追記 ====== 今度はやっと@durutaというのを含むレスポンスが来た。やっとコミュニケートできたか、と思ったら、以下の中身 ===== http://twitter.com/InaHamasaki/status/22675784515 勝手な考えに基づいてNGOに線引きをする政治主義に釘をさしたところ、始まったのは犯人探し。「逆立ちした公安警察」たる一部左翼の面目躍如。言説に正面から挑むのでなく、「書いた人」探しに躍起になる姿、犯人を狭い身内に求める姿に、知的退嬰が刻印。RT @duruta: よく似た名前の人 ===== これはぼくもツイートせずにはいられない。「知的退嬰」か、確かにそんな難しい言葉は使えないな。でも、ぼく個人は退嬰したわけじゃない。もともと、こんなんだから。 === 2010.09.01 15:04 @InaHamasaki さま、「犯人探し」ですかぁ。どうして、こんなにコミュニケーションできないんだろうと思います。ぼくのコミュニケーション能力の問題でしょうか? === 2010.09.01 15:11 @InaHamasaki さま、この名前、業界の人なら誰でも、あの人だとわかる名前でしょう。でも、騙りかもしれないから、確認しただけ。 === 2010.09.01 18:18 @InaHamasaki さま、言説についての疑義を出しているつもりなのですが、そう受け取ってもらえないのが残念です。 ===== やりとりが続けば、また追記するかも。 |
| << 前記事(2010/08/30) | ブログのトップへ | 後記事(2010/09/02) >> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
takumoさんからのツイッターでの返信
旧知のtakumo さんから、ツイッターで === ツイッターでの@InaHamasakiさんへの違和感(追記有り) http://tu-ta.at.webry.info/201009/article_1.html === へのコメントをもらった。 ...続きを見る |
今日、考えたこと 2010/09/06 00:41 |
@takumoさんへの返信
前のエントリーで紹介した === takumoさんからのツイッターでのコメント http://tu-ta.at.webry.info/201009/article_5.html === への返信です。 ...続きを見る |
今日、考えたこと 2010/09/08 05:33 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2010/08/30) | ブログのトップへ | 後記事(2010/09/02) >> |