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zoom RSS 天木さんの「今頃になって原発輸出反対を唱える緒方貞子JICA総裁」に関して

<<   作成日時 : 2012/03/29 07:17   >>

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フェイスブックにメモしたものをまとめてみた。


「今頃になって原発輸出反対を唱える緒方貞子JICA総裁」http://foomii.com/00001/201203240955219013
という天木直人さんの有料ブログ。読みたいなぁと思っていたら、http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/63178630.html にあった。本当はいけないんだろうけど、読めてよかった。
誰か、朝日新聞の有料記事もどこかに掲載してくれないかなぁ、なんて思ったりして。


で、緒方さんの記事は部分ですが、以下にありました。
http://glorytogod.blog136.fc2.com/blog-entry-1121.html 
===
 最後に、中東などの途上国への日本の原発輸出について、個人的な見解として、一言述べたい。
東日本大震災で引き起こされた東京電力福島第一原発の事故を受けて、私なりに原発の是非を考えた。自分の国でうまくできなかったものを、外に持っていっていいのだろうか。福島原発の事故について、地震や津波があったから、という人がいるが、日本はそもそも地震大国だ。
日本ほど技術が進んでいる国で、しかも(原爆を投下された)広島、長崎の経験があり、原子力に慎重なはずなのに、こんなことになった。原発への理解が不十分だったと言わざるを得ない。太陽光、風、地熱など再生可能エネルギーの進歩は著しい。多様なエネルギー供給のあり方を真剣に考えるべきだと思う。
===

ついでに、こんなのもあったので再掲。
JICA集団研修「原子力発電基盤整備計画」の中止を求める要請
http://tu-ta.at.webry.info/201107/article_10.html
===



そう、天木さんが書いているように、緒方さんにはストップをいう機会があったはずだ。上記のような要請もでている。しかし、何かアクションを起こしたという記録はないはず(少なくともぼくは知らない)。彼女が原発輸出への援助はやりませんと言い、JICAがそのように動けば、新しい局面を生むことができただろうにと思う。そこでは天木さんとまったく同感。緒方さんは本当にそう思うのであれば、そう主張して政府と対立し、JICAの総裁を任期途中で解任されれば問題は鮮明になったはずだ。




しかし、原発問題に言及する前に天木さんが書いている「国民の税金を使った政府援助である以上、その国の政府が要請する開発政策に協力することは崩せない原則」という部分はどうか。政府対政府という建前で、原則といわざるを得ない部分はあるかもしれないと思いつつも、大きな違和感を抱く。

納税者はその国の開発政策ではなく、その国の人々の生活向上をこそ、求めている。従来のODA(今でもそうだが)はどうすれば、その国の市井の人々に届くかという視点が希薄すぎるのだと思う。そこに重点を置いて、自分たちで確かめ、地元の人を苦しめない援助こそが求められているはず。

天木さんが指摘しているように、「相手国の開発と人々の生活向上を目指した援助などというものをどうやって見つけて、実施できるのか。そんな能力は我が国のどこにもない」ということが問題なのだと思う。そして、そういう意味では北の国々から押し付けられている害悪を減らすための援助への方向転換が問われているのだと思う。





以下、天木直人さんの有料ブログを引用したと思われるものからの引用
====
(前のほう略)
 ・・・緒方貞子氏の「退任所感」の中で私が違和感を抱いた箇所が二つあった。

 ひとつは彼女がこれからの援助政策は受け入れ国のためではなくその国の人々が一番恩恵を受けるような援助をすべきだ、と言っている事である。

 すなわちこれまでの援助は相手国の政府がその国の発展をすべて仕切っているという前提で行ってきた。その結果相手国が人々の生活向上を実現できないと不満が高まる。それが情報技術革命と結びつき、「アラブの春」につながった。今後は情報革命のインパクトへの問題意識を持って、国民が援助にどう反応するかまで総合的に考えなければ有効な開発や発展は進められない、と。

 これは建前としては一理ある。 しかし一歩間違えば内政干渉になる。

 実は日本のODAがその国の政権に利用されるのではなく、民生向上に資する形で行われなければならない、というのは我が国の援助政策の究極のテーマであり続けた。

 私は長く政府開発援助に携わって来てその問題に取り組んできた。

 国民の税金を使った政府援助である以上、その国の政府が要請する開発政策に協力することは崩せない原則なのである。

 このことは特に有償援助(低利で貸した金を返してもらう援助)を考えるとそうでなくてはならない。
                                  
 それに、相手国の開発と人々の生活向上を目指した援助などというものをどうやって見つけて、実施できるのか。そんな能力は我が国のどこにもない。

 このような我が国の援助政策の限界を緒方氏が知らないはずはない。

 「アラブの春」に迎合する、「ためにする議論」だ。

 しかし私が緒方氏の「卒業論文」の中で最も違和感を抱いたのは次のくだりだ。

 「最後に、中東などの途上国への日本の原発輸出について、個人的な見解として一言述べてみたい・・・自分の国でうまくできなかったものを、外に持っていっていいのだろうか・・・広島、長崎の経験があり、原子力には慎重なはずなのに、こんなことになった・・・」

 このような事を言い出す緒方氏を見て私の緒方氏に対する批判的評価は決定的となった。

 緒方氏はまだ3月いっぱいはJICA総裁だ。

 もし本当にそう思うのなら遅くはない。その気があればできるのだ。

 JICA総裁として野田首相に対して原発輸出は認められませんと言ったらどうなのか。JICAは原発輸出プロジェクトに資金援助しませんと言うべきだ。

 朝日新聞に掲載されたこの緒方貞子JICA総裁の言葉が波紋を呼ばないとしたら不思議である。

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