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zoom RSS 福祉サービスが必要な人の日常生活上の『福祉ニーズ』の特徴と把握方法

<<   作成日時 : 2017/03/30 01:00   >>

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昔書いたレポートシリーズ
地域福祉の理論と方法@

福祉サービスが必要な人の日常生活上の『福祉ニーズ』の特徴と把握方法について述べなさい
〜〜〜
 この問いに答える前提として、まず『福祉ニーズ』とは何か、という問いがある。その定義は何種類もあるが、「私たちの生活上に起こった問題の解決・軽減において支援を必要とするニーズのうち、社会福祉の施策や援助によって解決・軽減することのできるニーズ」(注1)という定義はわかりやすい。

 現行の福祉サービスで解決できると考えられるニーズが福祉ニーズであるとすれば、社会が何を福祉ニーズと考えるかということが福祉ニーズとは何かを規定することになる。

 以下、自分が関係している障害者問題に即して検討する。30年前はおそらく知的障害者が遊びで外出するのを支援するヘルパーがいることが福祉ニーズだと考える人は少なかった。しかし、いま、それを否定する人はいない。福祉の拡充に伴い福祉ニーズは広がりを見せてきたともいえるが、障害者の権利を求める運動が社会の理解を獲得し認められていく中で福祉―ニーズが拡充してきたということもできる。「駅にエレベータを」という主張についても同様だ。80年代、まだJRが国鉄だった頃、駅にエレベータをという主張を鉄道会社はなかなか受け入れようとしなかったが、いまはあたりまえにほとんどの駅にエレベータが設置されている。

 つまり、障害者の権利を求める動きを社会が受け入れたとき『福祉ニーズ』は拡充される。これを『福祉ニーズ』の特徴ということもできるだろう。つまり、「必要な福祉サービス」に関して、同じような状況を抱えている複数の人がいたとしても、その障害者が生まれた場所や時代によって、その人が享受できる福祉の中身は社会の成熟度や文化によって異なる。それを『福祉ニーズ』の特徴と呼べるのではないか。

 そのような状況で福祉サービスを必要とする人が健康で文化的な生活を、尊厳を持って維持していくためにどのようなサービスを必要とするのか。それを把握する方法として、第一に考慮されなければならないのが、本人は何が必要だと感じているか、だと考える。その思いを最大限尊重することが求められる。

 しかし、その思いが現在の社会の到達点と合致していないということもある。社会が本人の思いよりも先に進んでいて、現在本人が苦労していることを本人の希望以上に福祉が実現する場合もあれば、本人の希望まで社会が到達していない場合もある。それを本人が十分に理解できるよう伝えるのはソーシャルワーカーの大切な仕事だろう。

 そのような相談支援を行うために、ソーシャルワーカーには、ニーズが必要な人の生活に寄り添い、その人の声を聞き、必要なことは何かに敏感に気づく能力と、地域福祉の資源や制度に精通していることが必要とされる。


注1 「福祉と介護のみんなでネット」URL:http://www.geocities.jp/minna1293/08syakaihukusi.html (2015年7月8日収録)

〜〜〜〜
いま読み返したら、「つまり」の重複があった。
なんで、発表前に気づかないかと言えば、いつも締め切りギリギリに書いていたからだと思う。

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