明日2021年8月21日午後、大田区における区立生活介護施設などの建て替え計画について

明日、2021年8月21日、午後2時から
第1回 障害者権利条約から考えるおおたのこれから 「大田区の障害者福祉計画」等を学びながら、 障害者権利条約の具体的実現をすすめよう
https://www.facebook.com/events/2969885236592286

というイベントがあります。
イベントの趣旨は以下
~~~
障害者権利条約を批准して7年が経過。権利条約は自治体の「障害者福祉計画」をはじめ障害者福祉制度・施策に具現化してきているのだろうか。「私たちのことを私たち抜きに決めないでー当事者主体」が「理念」としては言われているものの、身近なところで、たとえば施設で、団体・組織で、地域で、自治体で、はたして当事者の声をもとに組み立てられる社会に変わってきているのだろうか。

今春から新しい障害福祉計画期が始まりました。おおた障がい者施策推進プランの改定があり、益々の障害福祉の推進が期待されるところです。一方、新型コロナウィルスの影響もあり、なかなか十分な熟議が行えなかったという側面もあろうかと思います。

大田障害者連絡会は、障害者権利条約に立脚し、その視点からこれからの大田区の障害福祉を考える学習会等を連続して行っていきたいと考えています。第1回目は、大田区障がい者施策推進会議会長等を務める石渡和実先生をお招きして、障害者権利条約がいきている、いかされていると思われる全国の障害者施設等での実践をご紹介いただきながら、条約の具体的実践にあたってのポイントをうかがえればと思います。どうぞお誘いあわせの上ご参加下さい。
~~~~

このイベント、大田区における区立生活介護施設などの建て替え計画を背景に生まれたイベントになります。

申し込みなしで、オンライン参加が可能です。
■オンライン参加の方は下記よりアクセスをください。
https://us02web.zoom.us/j/86206768537
(クリックをすればログインできます。 14時ちょっと前から)


少しだけ、話す予定です。

レジュメは以下の通りです。

2021年8月21日

「おおた障がい施策推進プラン(令和3年度~令和5年度)」について

改め

「おおた障がい施策推進プラン」と「大田区障がい者施策推進会議」

自立支援協議会で行った区内の日中活動事業所アンケート」について

そして、区立障害者福祉施設整備基本計画について


話題提供 鶴田雅英(大田障害者連絡会/元大田区自立支援協議会委員)


レジュメの構成

0,はじめに(自己紹介ほか)

1,大田区の推進プラン・推進会議について

2,大田区の自立支援協議会とそこで行った「区内の日中活動事業所アンケート」について

3,区立障害者福祉施設整備基本計画について



0,はじめに(自己紹介ほか)


自己紹介

 本日の立場は 大田障害者連絡会/元大田区自立支援協議会委員

  昨年度まで大田区自立支援協議会委員(数年)で地域生活部会の副部会長


  私が部会のみ委員として関わり始めたのが

  2013(H25)年度 地域資源評価開発部会のみ委員から

  2014(H26)年度~2015(H27)年度就労支援部会のみ委員

  2016(H28)年度~2017(H29)年度
   委員 副会長 就労支援部会長

  2018(H30)年度 委員 就労支援部会長

  2019(R1)年度~2020(R2)年度
   委員 地域生活部会副部会長


 日常は

 社会福祉法人東京都大田福祉工場勤務 
  大田福祉工場は就労継続AB、就労移行などの多機能型
  現在の主な仕事は配送ドライバー

  大田区の障害者事業所の共同受注窓口担当
   おおむすび連絡会(おおた生産連)(大田区生産活動支援施設連絡会)


他に最近関わっていること

 知的障害者の自立生活についての声明文プロジェクト (「知的障害のある人の自立生活について考える会」)

 大田区高次脳機能障害支援者ネットワーク

 原爆の図 丸木美術館

 蒲田・大森・平和島での野宿者支援

 OCNet(外国人とともに生きる大田市民ネットワーク)及び
   TEAM-net(
多文化共生教育ネットワーク東京)

 ピープルズプラン研究所

 立命館大学生存学研究所

 たこの木クラブの通信の連載(月刊)と連続講座

 など

 いろんなことに好奇心から手を出しすぎて、回らなくなっているかも(涙)。






1,推進プラン・推進会議について


1-1、推進プラン・推進会議とは?


正式名称
おおた障がい施策推進プラン

大田区のHPでの説明

~~
「おおた障がい施策推進プラン」は、「大田区基本構想」に掲げる将来像の実現に向けた障がい分野の個別計画であり、区の障がい分野における施策の具体的な方向性等を定めています。

 「障がい者が地域で自分らしく安心して暮らせるまちをつくります」を基本理念とし、障がい者が住み慣れた地域で、選択可能な量と質が確保された様々なサービスを自らの希望により活用し、社会参加、就労しながら、安心して暮らせる社会の実現をめざしていきます。

https://www.city.ota.tokyo.jp/smph/kuseijoho/ota_plan/kobetsu_plan/fukushi/syougaisyahukushi/index.html
~~


法律(国)で定めることになっている「(大田区障害者計画、第6期大田区障害福祉計画、第2期大田区障害児福祉計画、大田区発達障がい児・者支援計画)」をあわせたもの。

そのプランは大田区障がい者施策推進会議が「策定するための検討を行うとともに、計画に関する施策を総合的かつ計画的に推進することを目的として設置」するとなっていて、メンバーは20名。
うち、障害当事者は1名のみ。公募枠は2名

年度によって会議の開催回数は異なるが、記録によると2回~5回。1回の会議時間は50分から1時間半。

大田区のHPにすべて記録あり。


そして、最新版の推進プランのページ数は146頁

 資料までの部分でも125頁


1-2、プランと会議の課題


会議での議論がプランにどれだけ反映されている?

委員が参加できる、あるいは委員のもとに置かれたワーキンググループはない。

本当に参加型の推進プランを作成したいと考えた場合に、自立支援協議会などに協力を求めるやり方はあるのでは。

現在は率直に言って区役所が作成したものに推進会議がお墨付きを与えるという印象

パブコメが出ても変更されることはない。


鶴田が今年の推進プランに出したパブコメから

~~
A. 策定プロセスについて

大田区の障害者施策は、区役所が策定する他の施策と比較すると、相対的に公開や参加が進んでいるものが多いと思われるが、それでもまだまだ不十分だと考える。計画を生き生きしたものとし、かつ、区民に浸透させるためには計画策定段階、あるいは策定した計画やその実施状況の評価に、参加の仕組みをもっと大胆に展開していくことが求められているように思う。

大田区が区民活動や地域力を応援していることと関連して、そこに関わる「地域力」が他区と比較しても充実している面も少なくない。触法障害者支援のトラブルシューターの活動が進んでいたり、DETを推進している中心地であったり、知的障害者の自立生活を呼びかける中心であったり、高次脳機能障害者の支援ネットワークの先進地でもある。

それらの地域が持っている潜在力を施策計画の策定や実施に当たって、生かされている面もあるが、もっと積極的に使うことが求められていると考える。

それは大田区が区として推進している「地域力」であり、その地域力をもっと大胆に使うという話でもある。

コロナ禍が計画策定にもたらしたマイナスはあるが、それが結果として生んだ、肯定的な側面もあった。今回よかったのはyoutubeでの説明。1月12日1時現在で視聴数は225とまだまだ少ないが、コロナ禍が落ち着いても、継続し、例えば、説明会の中継などを公開するのに使っていくという方法もあると感じた。また、この最終の意見募集の段階だけでなく、策定過程でもっとWEBを活用して、推進会議をリアルタイムや事後にyoutubeで見て、委員や区にコメント欄で質問するなど、区民の意見を出しやすくすることができないかとも思った。

参加の仕組みを充実させるということは、既存の「地域力」を使うというだけでなく、「地域力」を高めていくという話でもある。

~~


経験から言えば、その項目の区役所の担当者が良心的だと、意見は取り入れられる。

 それは例えば高次脳機能障害の項目の新旧比較でわかる。




2,大田区自立支援協議会とそこで行った「区内の日中活動事業所アンケート」について


2-1 大田区自立支援協議会の概要

昨年度の報告書

https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/fukushi/shougai/kaigi/kyogikai/zentai/r02nen/r02houkokusho.files/0331houkokusho.pdf

から

組織図(4頁)

委員(5頁)

障害当事者委員の少なさは特徴的


2-2 鶴田の協議会との関わりから


計8年間のかかわりのなかで区民に開かれていて、せきるだけ参加型の自立支援協議会をめざし活動してきたが、道半ばであり、昨今は後退している感もある。

ここでも担当者が変わることによる浮き沈みを実感。



2-3 日中活動支援事業所アンケートについて


R1の報告書

https://www.city.ota.tokyo.jp/smph/seikatsu/fukushi/shougai/kaigi/kyogikai/zentai/31nen/r01houkokusho.html

29頁~34頁

R2の報告書

https://www.city.ota.tokyo.jp/smph/seikatsu/fukushi/shougai/kaigi/kyogikai/zentai/r02nen/r02houkokusho.html

33頁


今回の上記のようなアンケート調査を行ったにもかかわらず、今回の整備計画にその結果が勘案された形跡はまったくない。


新築の建物、40年は使う予定だと考えるが、将来のことがどこまで勘案されているか

そもそも、いまの施設体型は妥当なのか

それらが議論されたとは思えない中での建築計画



3,区立障害者福祉施設整備基本計画について


 課題

 ・そもそも、この基本計画が概要しか示されていらず、どこにあるのかもわからない状況

 ・区立障害者福祉施設整備基本計画と概要に示された大目標のあいだに必要なステップがあるはず

   現状の区内の障害者施設(日中を過ごす場所)をどう評価するか

    支援内容・数・規模・区立と区立以外(社福・NPO・株式会社・一般社団)

   今後、区内の障害者施設がどうあるべきか

   何が足りていて、何が足りていないのか(数と支援内容)

   将来足りなくなるとしたら、どのような人が入るどのような施設が必要なのか

   区立で作るべき施設とそうでない施設をどう考えるか

   

 ・今後、数十年を視野に入れて、区立障害者福祉施設がどうあるべきかという議論の不在

 ・それらの議論の公開、利用当事者、関係者の参加、プロセスを大切にという視点の欠如

 ・それらの軌道をどう修正できるか

 ・修正するために何が必要か

   当事者、関係者が課題を認識すること

   それ以外の区民にも知ってもらうこと

   「区民力」というときの内容が問われる。それは何か、それをどうつけるか

   今回の決定のキーパーソンは誰か

   誰がこの軌道修正の決定権者か 区長? 副区長? 福祉部長? 担当課長?

   決定権者が軌道修正が必要だと考えるために何が必要か

   

  ・問われているのは、これから私たちに出来ることは何か


すごくあわてて作って、不十分なところも多いと思うのですが以上







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