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『地域の力』 食・農・まつづくり 大江正章 岩波新書 2008年 コモンズの大江さんの書いた本。 「世界」の連載を本にしたらしい。(読んでないぼくは知らなかった。)いろいろな可能性を具体的に提示してくれる本だ。地域(ローカル)からの社会の再生可能性を感じさせてくれる。そういう意味ではサブシステンス志向の具体例とも言えるし、ヘレナ・ノーバークさんたちが提唱するローカリゼーションの具体例という風にいうこともできるだろう。本文の中あとがきで大江さんは「内橋克人が強調するとおり、食べもの=Food、エネルギー=Energy、福祉(ケア)=Careは自給されるべきである(FEC自給圏)。」としている。また「はじめに」では「連帯経済」が生まれつつある、とも書いている。 具体的には 木次乳業を中心とする島根の木次町、相生市・四日市・亀有の商店街、今治の学校給食を核にした地産地消、北海道標津町の興農ファームの本田さんを中心とした動き、四万十川上流の林業、富山の公共交通、練馬と横浜の市民とつながった都市農業など 具体的に地域を再生していく話がいくつもでてきて、可能性を感じさせてくれる。そう、日本中に現状のメインストリームと訣別して歩き出している人たちがいる。そういう意味ではちょっと元気をもらえる本でもある。 ここに書いてあるような素敵なひとつひとつの取り組みをエピソードで終わらせたくないと思う。そのためにできることは何だろう。日本列島社会の変革につなげるために何が必要なんだろう。 それぞれがけっこう感動させられる話ではあるんだけど、メインストリームと比較すると小さな動きであることは間違いない。こんな具体的な動きから、メインストリームの変化を起こすことができるのか、それとも、そんなことを考えてしまう発想自体が間違っているのか、そんなことを考えていくと、よくわからなくなってしまう。 ともあれ、というようなことまで、想起させてくれる素敵な本でした。大江さん、ありがとう。 上記の記事が「面白いかも」って思ったら、この下にある「人気blogランキングへ」というのをクリックしてください。 人気blogランキングへ クリックしてくれた人数のランキングです。クリックするとランキングのサイトに飛び、うんざりするような排外主義ブログのタイトルの山を見ることになります。こんなランキングに登録するバカバカしさを感じないわけでもないんですが、・・・ でも、クリックしてもらえるとうれしかったりもします。 人気blogランキングへ |
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いくつかのMLに流した集会の予告のようなブログの宣伝のようなもの こっちにも記録として残す。 ...続きを見る |
今日、考えたこと 2008/08/17 00:04 |
横浜の農業(「地域の力」から)
以前も紹介した「地域の力」(岩波新書) http://tu-ta.at.webry.info/200804/article_13.html ...続きを見る |
今日、考えたこと 2008/09/05 07:53 |
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