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zoom RSS 小出さんの「**禁」というタグをつけて食べるべきという提案について(その後のやり6/22追記あり) 

<<   作成日時 : 2011/06/22 03:42   >>

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小出裕章氏「子どもを守るために大人は食べてください」への抗議

http://mdebugger.blog88.fc2.com/?no=153

という記事に触発されて、コメント欄に一気に書いたものを以下に転載。

コメントの書きやすいブログだった。



====

象徴的な問いとして



現実問題として、「六〇歳以上しか食べてはいけない60禁、五〇歳以上しか食べてはいけない50禁、30禁……。」というタグがつけられたら、誰も購入しないでしょう。

そういう意味では、このタグをつけて販売するということの現実性は薄いはずです。タグをつけて、配布すれば食べる人はいるかもしれませんが。ただ、そんなことが可能になる程度に徹底して食品に含まれる放射能を調べる必要はあると思います。というわけで、この小出さんの提案は、ひとつの象徴的な提案だと考えることができるのではないかと思います。

こんな風に自然を傷つけ、せっかく命を育んできた農業・漁業の作物が廃棄されなければならない事態を生んだのが「人」という種であるというのは間違いのない事実で、その重さをどう感じるのか、ということと、厳密な測定が必要だということの象徴的な提案だと思ったのでした。それらの生産物を廃棄せざるをえない生産者の悲しみはとても大きいのだと想像します。お金で補償されていれば済む、というわけでもないと感じるのです。もちろん、現在の、この補償さえ十分ではないという状況はただされなければならないと思いますが。

ただ、誤解を生みやすい提案であることは間違いなく、これを聞いて、十分な測定もされていないものを、ぼくのようなあわてものの高齢者が食べてしまう危険はあるかもしれません。小出さんは尊敬に値する人だと思っているし・・・。

この事故を引き起こした主要な加害者は政府や原子力推進企業であることは間違いありません。その責任はもっと徹底的に追及されなければならないはずなのに、メーカーも原子力を推進してきた多くの政治家もほとんど追求されていないという現実があります。確かに、いま、社会運動の側も、まず、被害の拡大の防止と脱原発への方向転換だという機運が強いので、なかなか進まないのですが、いずれ責任追及はちゃんとやらなければならない課題として残っていると思います。

また、そういう政治家を選び、そういう原子力に頼る社会を容認してきた私たちにも相応の責任はあるはずです。とりわけ、田舎で作られたエネルギーを消費することを当然として受け取ってきた都会の住民として、考えなければならない課題は少なくないはずです。なぜ、田舎が原子力施設を受け入れざるを得なかったのか、という問題は小さくないはずです。

その上で反原発・脱原発運動にかかわってきた私もまた、相応の責任を持っていると思います。運動のチェルノブイリ後の盛り上がりと衰退を横目で見ながら、ほとんど何できなかったし、しようともしてこなかったといえるでしょう。

そういうものとして、汚染された食品を前に、考えるべきことは山積していると思うのです。小出さんの提起は、そのような象徴的な問いとしてあるのかもしれない、と考えたのでした。

==ひとつめの転載ここまで==


これに対してm_debuggerさんからレスポンスをもらった。
===
>tu-taさん
率直なご意見ありがとうございます。

詳しくは明日改めて書きますが、小出氏はごく最近、「私自身は科学という場に携わっている人間。正しい情報が命です。他の皆さんに比べても、私はどうしても正しい知識を知りたいし、正確に公表したいと思っている。それでも今の段階でそれをすると、福島の農業漁業が崩壊するおそれがある。なんとか買い支えよう食べようと呼びかけているが、そんなことが実現できるかには自信がない。立ちすくんでしまうという現実がある」とも発言されています。
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/22/tanemaki-jun2/
こうした発言に対しては、「象徴的な問いかけ」に留まらない社会的な分析なり批判なりが、やはり必要ではないでしょうか。
===


それへのぼくのとりあえずの返答
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m_debuggerさん、コメントへのコメントありがとうございました。

確かに、「象徴的な問いかけ」を超えつつあるかなぁと危惧していたところでした。

まず、本気で買い支えようとして、「**禁」のタグを考えているのであれば、それは、事実として支えることにはなりそうにない、と小出さんに伝えるべきだと思います。

紹介されている動画の要約には以下のように書かれています。
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原子力発電所から距離ごとに100メートル、200メートル、あるいは500メートル、1キロというように海藻を調べていく。どの距離までどれだけの汚染が到達しているかを概算だが把握できる。ただこれを行うと、どこまで漁ができるか、商品価値のある漁業ができるか、が歴然と分かってしまう。そうなると私自身は福島の一次産業を守りたいと思っているので、どんな汚染があっても日本人として買い支えなくてはいけないと思っているし、今まで通り漁をして欲しいと思っている。だが実際汚染がわかると、日本の人たちは買わない方向に走る事は疑い得ない。汚染を調べることがいいことなのかどうなのか。漁師の生活を壊す方向になる。私としても躊躇がある。
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まずう、東京電力と日本政府は自らの責任として、その調査を行い、被害を正当に補償せよ、という主張がこの要約にないのはなぜなのかなぁと思います。当然の前提として、取り去られているのでしょうか? しかし、そこは何があっても、まずいうべきだと思います。

農家も漁師たちも、人の体に危害を加えるものを売って、生活したいと思っているわけがありません。
そのあたりは、ずっと研究室で過ごしてきた人の現実感覚の薄さかなぁと考えたりします。
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