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zoom RSS 2010年の平和学会「環境と平和部会」(…成長がなければ雇用と生活は守れない のか)報告

<<   作成日時 : 2012/10/21 05:29   >>

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白川さんの「脱成長の経済へ――成長戦略はいらない」
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=51

とう文章を環境・平和研究会で扱うことになり、それに関する適当なメモを書いていた。
http://tu-ta.at.webry.info/201005/article_10.html

もう2年以上前だ。

で、この文章に関する研究会が、たぶんその年の日本平和学会の「環境と平和部会」として行われた。

公式の報告を探したら、でてきました。
http://www.psaj.org/html/psajnl1902.pdf


そのときのことをぼくがPP研の雑誌に報告した文章が残っていたので、掲載
〜〜〜〜
 6月19日、 御茶ノ水女子大で日本平和学会春季研究大会の「環境と平和」分科会が「脱成長の経済へ――成長がなければ雇用と生活は守れないのか」というテーマで開催された。報告したのは白川真澄編集長。これは季刊ピープルズ・プラン49号に掲載された白川さんの「成長戦略はいらない――脱成長の経済へ」を読んだ環境と平和部会(≒環境・平和研究会)の方から声がかかり実現したもの。

このテーマ、古くからさまざまな人がさまざまな切り口で語ってきた問題でもある。ポランニー、イリッチ、ザックス、ダグラス・ラミス、そして先日来日したラトゥーシュ。日本語で書いてる人も少なくない。もっと多彩な人名をあげることもできるだろう。

 ともあれ、この問題、リーマンショック後の世界の中で、リアリティをもった課題として浮上してきているように思う。白川さんの問題提起は前述の文章をベースにしたものだが、現在の民主党政権がとっている成長戦略の分析から始まり、現状を乗り越える二つの戦略(1、考えられる経済成長戦略。2、脱成長の戦略)を提示し、2の脱成長の戦略を構想とそれをめぐる論点を整理したものになった。(詳しいレジュメがあるので、PP研のサイトに掲載されればいいと思います)

 それに対して古沢広祐さんから「基本的な方向としてはほぼ同感」としつつも、大きなテーマなので、じっくり検討すべき問題があるとして、貨幣・市場経済、人間の欲望の問題、資本主義の拡大再生産のシステムの問題などとどのように折り合いをつけていくか、というコメントがあった。

 それらの多くは存在していた(る)「社会主義国家」が処理に失敗した問題群でもある。白川さんはその失敗をふまえて、人間の欲望を強制的に押さえつけない形での脱成長への移行が求められていること、市場経済を野放しにしないでコントロールすることが必要なことなどという方向性の問題としての返答があった。

 鶴田からは、この課題を社会運動はどのようにテーマにし、どのように実現していくかという戦略が必要なのではないかという話をした(つもり)。すぐには答えが出ない問題ではある。有効な答えがあるとすれば、それは言葉と同時に展開される必要があるだろう。

 また、興味深かったのは会場でのやりとりで出された民主党政権の『新成長戦略』に関する情報提供。この策定チームでもセルジュ・ラトゥーシュら「縮退(脱成長)派」の人の文章なども検討されており、本当に「成長」が可能なのかという議論もされているが、発表されたものはメインストリームの主張に沿って経済成長が必要という受け入れられやすい内容のものになっているという。

 ともあれ、GDPで測られる経済成長をこのまま追い求め続けるのか、そうではない脱成長の新しい社会のあり方を模索するのかという本格的な議論が開始される必要があるし、その機は熟し始めているように思う。おぼろげな記憶と参照できるペーパーをもとにした報告は異常(あら誤変換)じゃなくて以上。
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